大阪・心斎橋の顔であり、ヴォーリズの代表作でもある、大丸心斎橋店本館が2015年12月30日で閉館となります。
第二次世界大戦中、大阪が焼け野原になる中、かつて北側にあったそごう大阪店(村野藤吾設計)と共に、焼け残ったのが大丸心斎橋店本館。戦争を経験している、大阪では超一級の歴史的な建物です。
焼け野原になった市内で、そごうと大丸が残っている写真は、以下のブログで見ることができます。
▽大阪大空襲と市電 – 十三のいま昔を歩こう
築80年を超えた建物が取り壊されることになりました。
[過去記事]
▼心斎橋大丸・本館が建て替え?? (2014.5.21)
本館7階で回顧展をやっていることもあって、見納めに行ってきました。
心斎橋店本館西側の道路、御堂筋ではイルミネーションをやっています。御堂筋イルミネーションは今の時期だけですが、大丸心斎橋店本館のイルミネーションは通年でやっていました。これが見られるのも今年で終わりでしょう。
大丸心斎橋店本館の建て替えについては、賛否両論です。
[関連記事]
▽「大丸心斎橋店」回顧展 : MASARUのブログ
▽大丸心斎橋店本館建替え計画の概要が明らかに!御堂筋側の外壁を保存し北館と一体化 – Re-urbanization -再都市化
▽大丸心斎橋店本館が建て替えへ – ゴリモンな日々
[2015.12.30追記]
私も、大丸心斎橋店本館の建て替えは反対ですが、一個人が声を上げてもしょうがないことです。どうすれば、建て替えを防げたのでしょうか。もっと、心斎橋店で買い物すればよかったのか。そのような考えが、頭をよぎります。
ちなみに回顧展に行った時は、セール等もやっていたので、ばっちし買い物をしました。
さようなら、ヴォーリズ設計の大丸心斎橋店本館。
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