検索サイトで有益な情報が見つかりにくくなった理由？

以前、このようなTwitterのつぶやきを見つけました。

Google検索でここ数年有用な情報がヒットしなくなったの、検索エンジンのアルゴリズムが変わったのもあるけど、一番の理由は個人サイトがホームページスペースやブログのサービス終了で消し飛んでしまったのが最大の理由だったのではないだろうか？
出典：『takuya870625@📶📶さんはTwitterを使っています「Google検索でここ数年有用な情報がヒットしなくなったの、検索エンジンのアルゴリズムが変わったのもあるけど、一番の理由は個人サイトがホームページスペースやブログのサービス終了で消し飛んでしまったのが最大の理由だったのではないだろうか？」 / Twitter』<https://mobile.twitter.com/takuya870625/status/1440174364180168704>-2021年9月23日閲覧

これは確かにそうだな～、と思ったつぶやきでした。おそらく何を調べるか、何を調べることが多いか、人によって間隔が異なると思いますが、特に趣味系などの検索ではその通りだと思います。

かつてはinfoseekやYahoo!ジオシティーズなどの無料レンタルサーバー、ブログサービスが存在しましたがサービス終了により他のサービスへ移行しなければサイトが閉鎖され、インターネット上つまりこの世から消滅していまいます。

かつて、無料で自分の情報を発信することが出来た「ジオシティーズ」や「infoseek」といったレンタルサーバー。

鉄道写真がたくさん掲載され、ブログランキングの上位を独占していた「Yahoo!ブログ」を覚えておられますでしょうか。

いずれも鉄道ファンがよく使っていた無料サーバーで、見ない日はないと思うほどのページがありました。

しかし、今となってはいずれもサービスが終了、見る影もありません。

【運営期間】
・「infoseek isweb」　2001年～2010年（無料）、2012年（有料）の10年前後
・「Yahooブログ」　2005年～2019年の14年間
・「ジオシティーズ」　1997年～2019年の22年

これらレンタルサービスは、貸主が「もうやーめた」と言ってしまえばそれまでなのです。
出典：『「サイトがなくなったら価値が出る」…そんな本を作ります | Osaka-Subway.com』<http://osaka-subway.com/post-22947/>-2021年9月23日閲覧

サイトやブログなどに有用そうな参考文献として貼られているリンクなどをクリックしても、リンク切れをおこしている場合が多く（特に Yahoo!ジオシティーズのケースが多いという印象）、そうなると世の中の貴重な情報が消滅してしまっていることを意味しています。

インターネットは玉石混合です。どうでも良い情報、つまらない情報、デマから有益な情報、貴重な情報まで幅広く存在しています。サイトの消滅で、質の良い情報が世の中から消滅しています（もちろん質の悪い情報も消滅していますが）。私のこのブログ・サイトもこの記事も私がちゃんとメンテナンスしなければ消滅しています。

インターネットが普及した時は、たくさん情報を簡単に見ることができるようになり、世の中、革新的になった！と思い込んでいましたが、ここ最近はそうでもないなぁと思うこともしばしばです。YouTubeやX（旧Twitter）についても、見られること・バズることを意識しすぎた酷い情報がアップされることも度々あり、インターネット・ITの世界もちょっとした曲がり角を迎えているのでは？と思ったのでした。

インターネット上で有益な情報を見つけたら、紙ベースで印刷し保存しておく、これが大事だと思っています。場合にもよると思いますが情報の保存性、と言う意味では紙がインターネットに勝る、という状況でしょうか。