[鉄道名所2] 意味のないトンネル JR牟岐線「町内トンネル」

無用の長物「トマソン」をご存じでしょうか。

しっかりと存在感あるものにもかかわらず、実はまったく意味のないものを表す言葉です。

町内トンネル

JR牟岐線の終点、海部駅。この海部駅のすぐ北側(徳島方)にこの無用の長物「トマソン」が存在する。

トンネルがあります。しかし、トンネルしかない。トンネルのためのトンネル。トンネルの意味ないじゃん、って突っ込みたくなるでしょう。そして、なんだかモヒカンみたいな頭がシュール。

トンネルの名称は、「町内トンネル」。

かつては意味のあるトンネルだった

今は何これ珍百景的な存在になっているトンネルですが、かつては意味がありました。

1973年、小高い丘を抜けるためにこのトンネルが作られました。しかし、その3年後、この姿になったとのこと。

昭和48年に小高い丘を刳り貫いて開通したが、宅地構造のため山が削り取られ、同51年には現在の姿になった

出典:まるで異世界への入り口?JR牟岐線・海部駅「トマソン・トンネル」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社<https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65356>2019年7月30日閲覧

なんと、たった3年しかトンネルとしての意味をなしてなかったそうです。上記サイトを見ると、開通当初のトンネルが見られます。えぇ、こんなんだったんですか、、、

トマソンとは?

無用の長物=トマソン、と言う言葉がは以前から知っていました。しかし、「トマソン」という名称はなんなのか、由来は?っていうことはまったく気にしたことありませんでした。で、その「トマソン」の由来は、これだそうです。

「トマソン」とは昭和56年、大リーグから鳴り物入りで読売ジャイアンツに入団したゲーリー・トマソンに因る。期待とは裏腹に、当時の球団三振記録を更新し、「舶来扇風機」「トマ損」と揶揄された。

出典:まるで異世界への入り口?JR牟岐線・海部駅「トマソン・トンネル」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社<https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65356>2019年7月30日閲覧

えええええ、なんか微妙な名前の由来ですね。あんまりうれしくないというか、トマソン選手に申し訳ないような由来。これは知りませんでしたよ。

今後の町内トンネル

「現在、トンネルは山を潜っているわけでもないので、なくても運行に何の支障もない」(JR四国)が、撤去計画はなく、むしろその長閑な姿が愛されている。

出典:まるで異世界への入り口?JR牟岐線・海部駅「トマソン・トンネル」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社<https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65356>2019年7月30日閲覧

しばらく、この町内トンネルはこの姿のままとどめるそうです。確かに、このトンネルを撤去する方が大変でしょうね。撤去作業中は列車を止めないといけなさそうですし。

なお、JR牟岐線の町内トンネル。阿波海南駅~海部駅の間に位置しますが、この区間、将来的には阿佐海岸鉄道に移管されて、DMV(デュアル・モード・ビークル)が走るようになります。DMVも含めて、鉄道名所になるでしょうか。

アクセス

住所:徳島県海部郡海陽町

アクセス:JR牟岐線・阿佐海岸鉄道「海部駅」から望むことができます。

おまけ:トマソン黄色信号機?

海部駅には、徳島側に出発信号機があります。

この出発信号機。よく見ると、真ん中の黄色信号の部分がカバーされています。つまり、使わない黄色信号、ということでしょうか。

JR牟岐線の出発信号機も、阿佐海岸鉄道の出発信号も、黄色のカバーがされています。

つまり、これもトマソンなんでしょうかね???

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