いや、結局のところそうなってしまうんですよね感情で動いてしまうんですね、人間は。
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」で、比企谷八幡がこう心の中で言ってたんですね。
人間は感情で動く。合理非合理にかかわらず、判断基準を感情に委ねる。それどころか一時の気分で決めたことに対して後付けで理論を構築することすらある。嫌なこと嫌いなものに対して、それらを嫌悪し、忌避する自身を正当化するためにあらゆる論法を駆使するのだ。by比企谷八幡(6.5巻p133)
— 俺ガイル名言bot@アニメ二期応援 (@oregairu__bot) 2015, 4月 4
本当、その通りだと思います。
続けて、比企谷八幡はこう(心の中で)言ってました。
”どれだけ論理立てて説明しても、違う論点を持ち出してくる”
論理的じゃなくなってくるんですね。
さらに八幡はこう発言しました。
”「気に入らないと思われたら、いくらこっちの言ってることが正しくても感情で批判され続けるってことだよ」”
”シンプルすぎるほどの答えだ。あまりに単純明快すぎておよそこの世の心理といってもいい。俺の言ったことに誰も反論しなかった。”
byすべて比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5巻)
「正しい」ことを言ってもまったく理解してもらえなくなるってことです。とても、損な話。
人の癇にさわるようなこと・発言をしてしまったら、ダメってことなんです。こういうことしてしまってる人って、本当多いと思います。
そして、受け取る側からすれば、自分が感情的になってしまって、ちゃんとした判断ができなくなってしまう、ということも発生します。
いや、それは感情的にさせてしまった方が悪いんだという話ではありますが、受け取る側は冷静に理論的に物事を考えることができず、結果的には損をしてしまう可能性もある、ってことです。
いくら正しいことでも、それを拒否してしまうという可能性が。
さらに、逆説的に考えれば、
いくら誤ったこと・間違ったことを言っている人がいても、その人への印象がよければ、合理非合理にかかわらず、判断基準を感情に委ねる。そして、後付けで理論を構築し、好きなもの・気に入ったものに対して、それらを愛好し、容認・賛同していくってことでもあるんですね。
うん、人間って難しい、、、
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