大阪・西淀川区を縦貫し、西淀川区民の貴重なオアシスかつ同区の自転車幹線交通を担っている、大野川緑陰道路。
この大野川緑陰道路の国道43号線より西の区間で、市制百周年記念植樹をたまたま見つけました。
大阪市ができたのは1889年、今から126年前のことです。市制施行当時の大阪市には、北区・東区・南区・西区の4区がありました。区域の変更・分割等はあれど、この4区は1989年に東区と南区が合併し中央区が発足するまで、残っていました。もちろん、北区や西区は現存しています。
ちなみに、この4区は大阪市ができる前から存在しており、大阪府北区や大阪府東区といった、直接、大阪府の下に存在していました。システムの違いはあると思いますが、大阪都構想の特別区に似ています。大阪市が発足してからも、市制特例により市長職務を大阪府知事がしばらくの間、兼任していました。
大阪市の歴史については、Wikpediaが詳しいです。大阪市の歴史を知る上では役に立ちます。
▽大阪市-歴史(近代) – Wikipedia
5月17日に特別区設置住民投票が行われます。結果次第では2017年に大阪市が廃止されることになります。
この特別区設置を大阪市と大阪府の合併による大阪市の進化と捉えるのか、大阪市の廃止・分割と捉えるのか、どちらが正しいのかはわかりません。もしかしたら、単なるイメージの問題かもしれません。実態は、もっと複雑なものなんだと思いますが。
ただ、どちらにしろ住民投票が行われるにあたって、この市制百周年記念植樹を見ると、いろいろ考えさせられてしまいますね。
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