ここでは、バスで巡ることができるおすすめスポット・見どころを紹介したいと思います。
第一回は大阪市営バスの105号系統のなんば方面行です。
このバス路線は、京阪・地下鉄の天満橋駅から、一方通行の松屋町筋を南下して、千日前を経由し、ミナミの中心・難波(なんば)に至る路線で、
沿線には古代から現代まで歴史ある大阪の中心部を通るので、見どころがたくさんあります。
路線:天満橋→なんば
経由:内本町二丁目、松屋町、下寺町、日本橋一丁目、戎橋
運行頻度:日中60分間隔
⇒路線図はこちら
■八軒家浜
・「天満橋」バス停すぐ
かつて京都と大坂を結ぶ三十 石船の船着場があった場所。熊野街道の起点です。
現在は、水上バスの乗り場があります。
隣接して川の駅「はちけんや」があり、その中には、大川を眺めながら食事ができるフレンチレストラン「River Suite OSAKA」やイタリアンカフェ&ダイニング「XingGARDEN」があります。
■京阪シティモール
・「天満橋」バス停すぐ
大川に面し、京阪天満橋駅の直上、そして市バス乗り場(今回紹介の105号系統の乗り場も)に隣接する都市型ショッピングモール。7階のジュンク堂天満橋店に隣接する喫茶店は眺望が良い他、8階のレストラン街も穴場で名店が多いです。
■空堀界隈
・「松屋町」バス停から徒歩1分
昔懐かしい街並みが残るエリア。ここ最近は長屋を改装(再生・活用)したオシャレなお店やカフェが増えていて、観光スポットになっています。
このあたりは、元々は大阪城の外堀だったそうで、水を入れない空(カラ)の堀だったから、空堀(からほり)という地名だそうです。
■まっちゃまち商店街(松屋町商店街)
・「松屋町」バス停すぐ
人形、おもちゃ、駄菓子などさまざまな問屋が連ねる楽しい商店街。
■高津宮(こうづぐう)
・「下寺町」バス停より徒歩7分
仁徳天皇を祀る神社。都会の真ん中にあるちょっとしたオアシスです。古典落語「高津の富」「高倉狐」「崇徳院」の舞台として知られています。
■生國魂神社(いくたまじんじゃ)
・「下寺町」バス停より徒歩5分
国土の守護神そして、大阪の総鎮守として敬されている神社。難波大社(なにわのおおやしろ)とも言われるが、地元では「いくたまさん」の通称で親しまれている。
社伝によると、初代天皇である神武天皇が(現在の大阪城付近に生島神(いくしまのかみ)・足島神(たるしまのかみ)を祀ったのが始まりとされていて、1583年に豊臣秀吉が大阪城築城の際に現在地へ遷座された。
谷崎潤一郎の『春琴抄』の冒頭部分にも出てくる。
■黒門市場
・「日本橋一丁目」バス停すぐ
鮮魚店を中心とした、「大阪の台所」と言われる市場。
■道頓堀界隈
・「戎橋」バス停より徒歩3分
江戸時代から賑わう大阪・ミナミの代表的な繁華街。グリコのネオンサインでも有名な場所。
■南海ビルディング(高島屋大阪店)
・「なんば」バス停すぐ
南海難波駅に併設されたターミナルビルで、テラコッタタイルによるコリント様式の近代建築。久野節の設計で1932年竣工。テナントの高島屋大阪店は日本の百貨店で初めて冷房設備を取り入れたことで話題になったそうです。
後ろの高層ビルは、スイスホテル南海大阪。
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