阪急千里線 新神崎川橋梁架け替え工事 2021.09

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阪急電鉄京都線・千里線 淡路駅付近の連続立体交差事業(高架化工事)により、架け替え工事が進む阪急千里線の新神崎川橋梁の工事を見てきました。

新神崎川橋梁とは

新神崎川橋梁とは、阪急千里線の下新庄駅~吹田駅間に位置する、神崎川に架けられた橋のことです。淡路駅付近の高架化工事の一環として、新神崎川橋梁も新しい橋に架け換えられます。

▲新神崎川橋梁の位置

下新庄駅側(大阪市側)から吹田駅方面(吹田市側)を見た様子。

かつて橋のあった箇所に新しい橋脚が建てられています。阪急千里線は上流側(東側)に仮の橋が建設されてそこを通っています。

ちなみに、2018年1月はこんな感じ。古い橋の橋桁の撤去が進んでいる状態でした。

吹田側の陸からは何やら緑色の物体がニョキっと突き出しているのが見えます。

近づいてみます。

横から見るとこんな感じ。緑色の鋼製の物体が吹田側の陸から神崎川の方にニョキっと飛び出しているがわかります。これは押出し架設工法に使われる手延べ桁というものです。

すぐ横を阪急千里線の電車が通ります。車両はOsaka Metro(大阪メトロ)堺筋線の車両です(※阪急千里線はOsaka Metro 堺筋線と相互乗り入れを行っています)。

押出し架設工法とは

橋桁を架ける工事の方法(工法)はたくさんあります。例えば、橋桁をその場で作る「固定支保工架設工法」、別のところで作った橋桁をクレーンで吊ってかける「クレーン架設工法」、橋脚から橋桁を少しずつ伸ばして作っていく「張出し架設工法」など、いろいろあります。

新神崎川橋梁の建設で用いられている「押出し架設工法」とは、橋脚などの後ろ側で作った橋桁を押し出して架けていく工法です。

なかなか言葉だけではうまく説明できないので、現場にあった図がわかりやすので写真を撮りました。

このように、橋を架けるための仮の手延べ桁(緑色のもの)と架ける桁を一緒にニョキニョキをスライドさせて、橋を架けるという工法です。

また同じ写真を掲載しますが、この緑色の手延べ桁が、川のほうに架ける橋桁と一緒に押し出せれて、新しい橋桁を架けていく、という工法です。

架設用の仮の橋脚(ベント)

今回、新しい新神崎川橋梁を架けるにあたって、ベントと呼ばれる仮の橋脚が設置されています。これは最終的に橋梁が完成すると不要なのですが、橋を架ける工事をする際に必要な臨時の橋脚です。

左の鋼製の橋脚の上には「ベント②」と書いてあります。これが臨時に必要な仮の橋脚です。

右のコンクリートの橋脚には橋脚番号「P161」と書いてあります。こちらは本設の橋脚ですね。

下新庄・淡路側を見た様子

最後に、新神崎川橋梁のすぐ横に架かる歩行者・自転車用の橋「緑風橋」から下新庄・淡路方面を見た様子です。

参考文献

・『架設工法 | 株式会社日本ピーエス』<https://nipponps.co.jp/technology/operation/>-2021年9月25日閲覧

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