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自転車に乗る人必見。バスの運転手から見えない死角はこんなにある

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フリー写真素材ぱくたそ より

「死角」という言葉。運転免許を持ってる方は当然、知っていると思います(運転していて知らないとむちゃくちゃ怖いです)。特にトラックなどの大型車両の死角は大きいことが有名ではありますが、普段自転車に乗っている人で、大型車両の死角を意識している人はあまり多くないのではないでしょうか。

バスの死角はどれだけある?

トラックと同様に大型車両であるバスの死角はどれだけあるのでしょうか。

2015年9月、中之島で行われた自転車のイベント「御堂筋サイクルピクニック」で面白い企画がありました。

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普段ありえない光景、バス路線でもない大阪市中央公会堂の前に大阪市バスが止まっています(2015年9月撮影)

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『バスからの「死角」体験コーナー:』が開催されていました。

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実際にバスの運転席に乗ることができ、どこが死角になって見えないのかが体験できる、画期的かつ貴重な企画となっています。

バスの車両の左側の死角がどうなっているかといいますと。

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なんと、こんなにも広い範囲が、バスの運転席(運転手)から見えないのです。驚き。

バスの左側を前方から見てみますと、

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こんな感じ。バスが停車中に赤色の範囲にいたり、バス走行中に赤色の範囲を並走していると、バスの運転手からまったく認識されていないということです。このことに気を付けて自転車に乗ることが、自分の身を守るために大切です。もちろん、バスの運転手もこんだけ死角があることを、常に意識して運転していると思いますが。

逆に、バスの右側(運転席側)はどうかというと。

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ミラーで見える範囲と見えない範囲はこちら。同時に確認できないということです。バスの右側を走るシチュエーションといてば、バス停などにバスが停車している際に追い越す時だと思いますが、注意が必要です。

そもそも、バスが右ウィンカーを出して発進しようとした場合は、交通ルールとして原則追い越し禁止。バスが発進しようとする際に追い越すことは、ルール違反だけでなく危険だということになります。

(乗合自動車の発進の保護)

第三一条の二

停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない。”

via:道路交通法<http://www.houko.com/00/01/S35/105.HTM>2017年9月3日閲覧

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このようなバスの特性に気を付けて運転することが大切ですね。

”私も行列に並び、実際に運転席に乗ってみたのですが、ミラーの多さと死角の範囲の広さに驚きました!バスの側面も大変広い範囲が死角だったのですが、後方はなんと60mもの範囲が死角になっているそうです。なんとも恐ろしい、、、

とくに歩行者や自転車は運転手からは見えにくくなっているので、自転車に乗って移動する時は、バスには気を付けて運転すべきだと実感しました。私たちが注意することで必ず事故は防ぐことが出来ます。お互いの気配りが本当に大切だと思います。”

via:第9回御堂筋サイクルピクニック開催記録<https://cyclepicnic.wordpress.com/2015/10/05/report/>2017年9月3日閲覧

■知らない間に加害者になっているかもしれない

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自転車に乗る人は誰でも知っておかなければならない展示パネルもありました。

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このような動きをしている自転車は、確かに多いですね。

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パネルにはこう書かれていました。

”バスと接触しなくても、その時の急ブレーキでバス車内のお客さま転倒し怪我をされるケースがあります。こういったケースでは自転車の運転者が加害者になることもあります。”

自転車に乗っている人が、特に危険な目に合わなくても、バスの車内で危険なことを発生させているケースがあるということ。自転車に乗っている人はほぼ何も自覚していない方が多いと思います。

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自転車が交通ルールを無視しても、必ずしも事故に結びつくわけではないのですが、それはバスなど自動車の運転手が気を付けて運転しているおかげなのです。

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特にバスの運転手は、事故はおこさないことはもちろんのこと、(交通ルールを無視している)自転車に乗っている人に怪我をさせず、かつ車内の乗客にも怪我をさせないよう、運転しているわけです。ほんと、こう考えるとバスの運転手に感謝しかないなぁ、と思いました。

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