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平成初期の大阪⇔各方面への道路交通事情

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▲京橋PAから見た阪神高速3号神戸線と浜手バイパス(国道2号線)

平成の31年間で、大阪周辺の道路事情は劇的に変わりました。

多少、イメージと言いますか、厳密には事実と違う部分もあると思いますが、平成初期の大阪と各方面を結ぶ道路交通事情をまとめてみました。

神戸・岡山方面

・阪神高速は3号神戸線しかありません
・岡山へ行くには、阪神高速3号神戸線→第二神明道路→加古川バイパス→姫路バイパス(当時有料)→太子竜野バイパス(当時有料)→龍野西ICから備前ICまで山陽自動車道→岡山ブルーハイウェイ
・山陽自動車道が西側から山陽姫路東まで開通してきた時は衝撃的だった(太子竜野バイパスおよび下道を経由しなくていいという意味で)

鳥取方面

・当時の玄関口は山崎ICで、ここから国道29号線戸倉峠経由で鳥取へ
・舞鶴自動車道開通後は、福知山ICから延々と国道9号線を走るルートも登場。なお、国道9号は事故の多い道路として悪名高くなる(実際はどうだったんだろう)
・しかし、ある日突然、鳥取へのアクセスは佐用IC経由の国道373号になって衝撃的だった

但馬方面

・豊岡、和田山方面へは、舞鶴道福知山ICから国道9号か、播但連絡道神崎(のちに生野)から国道312号で北上
・但馬のすべての道は一本柳に通ず(いつも渋滞)
・その一本柳交差点の南東角には、蟹の大きな生け簀のあるドライブイン但馬ぱおぱお。当時少なかった道の駅の役割を果たす、但馬地方の超重要休憩施設。

丹波方面

・当時は国道173号が川西市多田で大渋滞(当時国道173号は片側1車線)
・多田銀橋での県道12号と国道173号の合流がやばかった
・そもそも阪神高速池田線が木部まで行ってないので、国道176号の池田市内の渋滞もなかなかだった

京都・滋賀方面

・名神高速の天王山トンネルの渋滞が深刻(左ルート右ルートとかそんな洒落たものはない)
・国道171号、京都守口線、国道1号のうちどれが所要時間が短いかを中振や堀川五条の案内板で選択して大阪⇔京都を移動
・八丁畷の車線数の足りなさにため息
・滋賀に抜けるには、守口から国道1号を久御山まで延々と走り、巨椋からガラガラの京滋バイパスに乗って名神高速に抜けるという手がストレス少ない

湖西方面

・湖西道路未開通、堅田で大渋滞発生

飛騨方面

・当時、東海北陸自動車道なんてものは空気だったので、名神のIC降りたら、延々と国道41号線で下呂経由で行くしかない
・中央道中津川ICから下呂方面を目指すというのもあったらしい
・安房トンネルがなかったため、冬季は飛騨高山と信州松本の交流が断絶(行き来できなかった)

奈良方面

・第二阪奈道路が未開通のため、阪奈道路がメインアクセス
・しかし、阪奈道路は赤井と深野南が大渋滞でにっちもさっちもいかない
・国道163号は清滝トンネルがなかったのでかなり空気だった
・距離としては遠回りでも、西名阪経由で奈良に入るのが王道でした

和歌山方面

・阪和自動車道も阪神高速4号湾岸線も未開通
・待望の阪和自動車道阪南IC~岸和田和泉開通後は、阪神高速15号堺線→国道26号堺バイパス→第二阪和国道(国道26号)→府道40号→岸和田和泉ICから阪和自動車道が、和歌山方面への黄金ルート
・白浜のアドベンチャーワールドへ行くには、高速道路が海南湯浅道路までしかなく、吉備あたりから国道42号を延々と走っていく必要があり、白浜はものすごく遠いイメージだった

四国方面

・愛媛に行くには、南港からオレンジフェリーに乗るのが一番楽だよ!
・高松に行くには、東神戸からフェリーに乗るのが一番だよ!
・徳島へは須磨などからフェリー→淡路島→津名一宮ICから本四道路を通り大鳴門橋で入るのがメインルート
・大型連休などで、四国・淡路島から大阪へ帰る場合は、大磯でフェリーに乗るのに3~4時間待ち
・知らなかったけど、高知・甲浦へは神戸や大阪からフェリーがあったそうな

おわりに

調べていて気付いたこと。平成元年1月8日の時点で、阪神高速16号大阪港線は天保山~本田/九条が未開通だったんですよね、、、つまり湾岸線と環状線は平成が始まった時点ではまだつながってなかったのだ。この区間、平成にできたんや。

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