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[書評] スキルの向上だけではない「人前でビクビクオドオドせずに話せる本」

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人前で話をすると上がってしまうことが多く、結構人見知りなところがあるので、読んでみました。

積極的に場慣れを

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スキルを身に着けることは当然大切ですが、積極的に人前に話す機会に参加して場慣れしていくことが、重要。本には、「スピーチするときはあがるのに、カラオケでは大勢の前でも平気で歌える人がいる。」と書かれていました。

むちゃくちゃ、私のことですやん!

カラオケは幼い頃からやっていたので、全然緊張しません(うまいかどうかは別)。それを考えれば、スピーチなり人前で話す機会をとにかく数こなすことが必要ですね。もちろん、ただこなすだけでなくて、練習も当然必要ですが。

素直になること

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松下電器(現・パナソニック)の創業者である、故・松下幸之助は「素直になりなさい」と言われていたそうです。例えば、あがり症の人の悪い癖など短所のみならず長所(自信をつけるためにも)を教えてくれる人の声に耳を傾けて、素直になることが人としての成長につながるということです。

”せっかく本人の知らない部分をおしえているのに、素直に聞こうとしない人間も中にはいる。自分のことを意外に分かっていないのが本人であって、人の話を素直に聞くことの人間に成長は望めない”

via P.202

自分の苦手な部分って指摘されると、ヘコんだりばつが悪くなって拒否感といいますか謙虚に受け入れられないことが多々あります。だめなんですけど、そうなってしまうんですね。素直になるということは、いくつになっても忘れないでいたいと思います。

前向きになる

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上手に話ができるようになる!と暗示といいますか前向きに考えることで、話す練習も充実していくとのこと。当然、思うだけではだめですけど。

自分はやっぱ、練習しても無理だろう、とネガティブに考えるといくら練習してもダメだと。

自己啓発に近い部分ではありますが、結局自己啓発だということです。人前で上がらずに話をするということは。

おわりに

本書は、話し方のスキルを上げる小手先のテクニックの本というわけではなく、自己啓発として前向きになって人生を切り拓くことが、話し方の上達に繋がるというスタンスでした。確かに、積極的に堂々と話をする人って、性格も前向きな人が多いと思います。当然、全員ってわけじゃないと思いますけど。

話し方というのは、他人からみたその人のイメージに大きな影響を与えるものです。「人は見た目が9割」という本がありましたが、まさしくそれで、話の内容ではなく話し方・表情が大事なんですね。

外見とコミュニケーションコラム①~人は見た目に左右される~ – 心理コラム

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