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鉄道ジャーナル2025年4月号「前途多難の整備新幹線」を読む。北陸新幹線大阪~敦賀間建設問題についての記事も

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2025年6月号で休刊となる雑誌「鉄道ジャーナル」、4月号が大変気になる記事だったので購入しました。

整備新幹線は北海道新幹線札幌延伸の開業延期・費用増の問題、西九州新幹線佐賀県内問題、そして北陸新幹線大阪~京都~敦賀間建設問題など、多方面で問題となっています。

特に北陸新幹線の延伸問題は、出口の見えない課題が山積みと前途多難状態です。

ここまで拗らしてしまった北陸新幹線延伸問題は、歴史的経緯や利害関係の複雑さに個人的に一度整理してみたいと思っていたところ、ちょうど特集で述べられていたので書店で見つけた瞬間に買ってしまいました。大阪~敦賀間建設問題について、北陸新幹線建設の歴史からいろいろ書かれており、なかなか読み応えのある記事となっています。

かなりのボリュームで書かれているので、これは生の書籍でないとなかなか読み進めることできないな、というレベルです。

最近、スマホネックで体が痛くなるのでYouTubeの動画は極力見ないようにしており、代わりに本を読むことが増えているのですが、文字を読むのは頭に残りやすく大変勉強になるなと、下記の篠原 信さんのnote「動画はなぜ頭に残らないのか|shinshinohara」にも書かれており、やはり動画を視聴するよりも文字を読む方が勉強になるなぁと思う今日この頃です。

動画は頭の整理をしたり、物事を深く考えたり、記憶をするということに向いていないらしい。見れば分かった気になる。分かった気にはなるけれど、いざ内容を自分で説明しようとすると言葉が出てこない。「見れば分かりますから!」派が動画派に多いのは、このためらしい。

出典)『動画はなぜ頭に残らないのか|shinshinohara』<https://note.com/shinshinohara/n/na28f95e6c2bb>-2025年3月2日閲覧

動画はなぜ頭に残らないのか|shinshinohara
息子(小6)が学校で教えてもらったとかいう動画を見た。日露戦争だったかな。「ヤバくねえ?」みたいなくだけた表現で当時の流れを分かりやすく説明してくれ、「へー!知らんかった!分かりやすいなあ!」と感心した。そして二度びっくりしたのは、思い出そうとしても何も覚い出せないこと。 面白い漫才を観て「すごく面白かったよ!」と知り...

そういう意味では、鉄道ジャーナルが2025年6月号で休刊となってしまうのは寂しい思いであり、将来同様のコンセプトを持った鉄道雑誌が登場して欲しいなぁと思っています。

なお、今回の2025年4月号は上記の北陸新幹線建設問題に加えて、凋落のメインラインシリーズ「上越線」など暗いテーマが多く、あまり一般受けしない記事が多いのかなと個人的に思うところではあります。ただ、鉄道の将来を考えるためには大事なテーマだと思うんですけどね

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