ついにJR大阪環状線に、環状線用の新型車両が導入されます。
▽大阪環状線の新型323系は2016年12月24日に営業運転を開始!Re-urbanization -再都市化-
大阪環状線といえば、オレンジ色の四角い電車でおなじみだと思います(東京でいえば、中央線がこのイメージですね)。
ただ、この電車、とにかく古いんです。国鉄時代の電車がいまだに使われています。東京の山手線であれば、どんどん新車が投入されているイメージがあり、大阪とは対照的です。
ただ、大阪環状線自体に新車が全く投入されていないわけではありません。大阪環状線は、奈良方面の大和路線、和歌山・関西空港方面への阪和線などと直通運転しており、これらの直通電車には新型車両は投入されています。
▲阪和線・関西空港線に直通する関空・紀州路快速(223系電車)
関空・紀州路快速に使用される223系電車は、1994年の関西空港開港時に投入されました。現在は、後継車両225系電車も運行しています。
▲阪和線・関西空港線に直通する関空・紀州路快速(225系電車)
また、大和路線奈良方面に直通する「大和路快速」には221系電車が使われており、国鉄が民営化されてから2年後の1989年に投入されました。その他、関西空港や南紀和歌山方面に直通する特急電車にも、新型車両が使用されています。
ちなみに、国鉄時代の電車である四角いオレンジ色の電車には2種類あることをご存知ですか?
一つは、103系電車。行先表示が電光掲示化されておらず幕式のままで先頭車両の前面が黒くないのが特徴。
1963年~1984年に製作された国鉄時代の電車で、置き換え等は発生しているかもしれませんが、大阪環状線が開通した1961年から8年後の1969年に大阪環状線に投入された電車で、40年以上大阪環状線で使用されている国鉄時代の車種です。私か小さい頃から見慣れている電車です。
もう一つは201系。行先表示が電光掲示となっており、先頭車両の前面が黒いのが特徴。大阪環状線で使用され始めたのは2005年と比較的新しいのですが、他の地域で運行されてきた車両が大阪環状線に投入されただけで、実際は1980年ごろに製作された国鉄時代の電車です。
なお、オレンジ色の四角い電車、103系も201系もリニューアルされており内装は新しく綺麗なので、それほど古い感じはしないと思います。
2016年12月24日から投入される新型323系電車により、このオレンジ色の四角い電車も順次消滅していそうです。
”16年度から18年度末までに168両(8両編成×21本)を順次投入し、国鉄時代の103系・201系通勤形電車を全て置き換える計画だ”
こんな風景が見られるのも、今のうちだけですね。
以前は、早く大阪環状線電車に新しい車両が投入されて欲しい!と思っていたのですが、イザ新しい車両が投入されることが決まり、今の四角い電車が無くなってしまうことを思うと、ちょっと寂しく思ってしまうのは、自分勝手な話ですかね~。
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