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特別展「表現の自由と差別」@水平社博物館

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奈良県御所市にある水平社博物館にて、特別展「表現の自由と差別」を見てきました。

ここのところネットで―私はツイッターをよくやってるので特にツイッターで―見るのは、特定の個人や集団、地域の人をどちらかというと差別的な意図をもって誹謗・中傷するヘイトスピーチと言ってもいいのではというぐらいの発言の数々です。

特に最近は、ある地域で何か事件がおこると、□□(ある地域)だから日常茶飯事のことだ、などとんでもない書き込み・ツイートだとか、政治ネタで◯◯の党に投票する△△(ある地域)の人は頭が悪い、アホとかいった、おそらく◯◯といった政党に対しての批判をしているつもりが、なぜか特定の地域の人を誹謗・中傷しているような書き込み・ツイートがとても多くなっている印象です。

こういう発言を見てしまうと、本当に疲れてきます。なので、あまりにも非生産性で建設的でないロジックが破綻したツイートを見たときは、最近は(ツイッターの)ミュート機能を活用しています。

こう、モヤモヤしていたのですが、水平社博物館で見た企画展「表現の自由と差別」が、とても今の混沌とした(特にネット界隈の)状況を言語化しているといいますか、その通りだと思いました。

やはり、表現の自由をはき違えている、表現の自由は無制限に許容されるといった風潮が出てきているってことなんですね。心になんかつかえてたものが、ストンと消化できた。特別展の企画の意図とは、ちょっと違う方向に理解してしまったかもしれませんが、でも方向性としては間違っていないと思います。

”一方で憲法は、「表現の自由」を含め国民が享有する基本で基本的人権を、侵すことのできない永久の権利として保障しています–(中略)–さらに基本的人権は無制限に許容されているわけではなく、それを乱用してはならず、その権利は「公共の福祉」、つまり相互の人権に配慮して行使する責任があると規定しています”

via:解説シート「第20回特別展 表現の自由と差別」

私もブログ・ツイッターを積極的にやっている以上、気を付けたい話です。

特別展は、2017年9月10日まで開催されています。

特別展示室―水平社博物館


[追記:2017.7.30]

これは表現の自由として許容される範囲で、これは表現の自由として認められない範囲だという展示(比較の絵)、これが一番わかりやすい話でした。

実際は、表現の自由として認められるものと認められないもののボーダーラインあたりの話は難しいんだと思いますが、胸に刻んで情報発信やコミュニケーションをとっていきたいと思います。

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