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解体工事が始まった南海和歌山市駅ビル

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解体工事が始まっている南海和歌山市駅ビルを見に行ってきました。

南海和歌山市駅ビルとは

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南海電鉄・JRの「和歌山市駅」に併設する駅ビルです。2014年までは、高島屋和歌山店も入居していましたが、再開発に伴い、取り壊されることになりました。

和歌山市駅とは

この、「和歌山市駅」は、南海本線・和歌山港線とJR紀勢本線が乗り入れるターミナル駅であり、JR阪和線・紀勢本線・和歌山線と和歌山電鉄(旧南海貴志川線)の「和歌山駅」と共に和歌山のターミナルとなっています。

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▲和歌山市駅前にあった地図を撮影。和歌山駅へはJR紀勢本線で2駅だが、運行本数は1時間に1~2本しかなく、和歌山駅へのアクセスは運行本数が多いバスを使うことになる。

近年は明石海峡大橋の開通にともなって和歌山港(南海和歌山港線で連絡)が徳島方面への玄関口としての役割を縮小しまったことや、JR阪和線が新大阪・京都へ直結する特急や大阪駅(梅田)へ直通する快速(紀州路快速)の運転を開始したために和歌山駅の利便性が上がり、難波へしか行けない和歌山市駅(南海本線)の利便性が相対的に低下したことから、和歌山のターミナルとしては完全に和歌山駅に奪われた状態となっています。

和歌山市駅については、以下のページが詳しいです。高島屋閉鎖前の駅ビル内の写真もご覧いただけます。

和歌山市駅 140824(1)駅ビル(コンコース等)・駅前広場 [ 大阪・近畿を中心にした街の写真 ~ Scene of Osaka and Kinki ~ ]

大きくて立派な駅ビル

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和歌山市駅から300m離れた国道24号線宇治交差点から撮影。遠くからも駅ビルが認識できるほど大きくて立派なターミナルビルです。ターミナルビルとしてはターミナルとしての地位を奪われているJR和歌山駅より大きいです。

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▲和歌山駅(2015年撮影)

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駅ビルは既に解体工事が始まっています。

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「NANKAI」の文字が目立ちます。一応、JR紀勢本線も乗り入れていますが。

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駅ビル正面近くから撮影。

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2階へ通じる階段・エレベーターが閉鎖されています。かつては、改札口は2階にあったのですが、今年の7月15日に改札口が1階へと移設されました。

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デイリーカナートが入居していたようです。

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解体される駅ビルの横には、再開発で新たに建てられたオフィス棟が今年の3月15日に一足早く竣工しています。

南海和歌山市駅ビル オフィス棟竣工(写真付) | WBS和歌山放送ニュース

駅前の様子

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和歌山市駅前中央商栄会があります。駅前としては、和歌山駅の駅前の方が賑わっているという状況です。

おわりに

ターミナルとしての地位が和歌山駅へ奪われた状態になり、劣勢に立たされている和歌山市駅

和歌山駅(JR阪和線)が天王寺・梅田(大阪駅)・新大阪・京都へアクセスできるのに対し、難波へしかアクセスできない和歌山市駅(南海本線)ではありますが、大阪都心を南北に通るなにわ筋線の計画が具体化し(2031年開通予定)、南海本線も大阪都心(中之島)や梅田(大阪駅)、新大阪へアクセスできる可能性が出てきました

なにわ筋線に4駅新設、新駅の仮称は「北梅田駅」「中之島駅」「西本町駅」「新難波駅」Re-urbanization -再都市化-

また、再開発により新しく建てられる駅ビルは、現駅ビルよりはコンパクトになるそうです。再開発と今後の鉄道整備により和歌山市駅の状況は変わっていくでしょうか。

南海和歌山市駅ビルの建て替えが決定。コンパクトな新駅舎はバリアフリーでホームへアクセス可能に –


[関連サイト]
和歌山市駅[南海・JR西日本](和歌山県和歌山市)~かつての栄華を彷彿とさせる壮大な駅舎と様々な形状のホームが楽しめる全国で最も古い「市駅」~ – ご当地的鉄道メディア・えきログKANSAI

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