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国道2号淀川大橋防潮扉(淀川陸閘)閉鎖訓練 2014.07.06

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台風11号、各地でいろいろ被害が出たそうです。

大阪では、高潮による浸水のおそれがあるとして、国道2号線が淀川を越える橋(淀川大橋)の防潮扉(通称・淀川陸閘)が閉鎖されたというニュースをみました。

台風の影響で淀川の河川水位が上がり国道2号線淀川大橋の防潮扉が封鎖で通行止め – NAVER まとめ


▲国道2号線淀川大橋(2014年4月撮影)

実は、この防潮扉(陸閘)ですが、約1ヶ月前の7月上旬に訓練の閉鎖が行われていたんですね。それからわずか1ヶ月でまた実際に閉めることになるとは、皆思っていなかったと思います。

この1ヶ月前のこの閉鎖訓練ですが、以前から一度見たかったため見学に行ってきました。その様子を伝えたいと思います。

7月5日、福島区の野田阪神付近に表示されていた電光案内板です。

そして、閉鎖訓練が行われる7月6日未明、右岸の野里側(西淀川区)を見学しに行ってきました。

国道2号線です。淀川大橋が見えます。ん、なんか見える、、、、

ど~ん!!大きい!!

これが巨大な防潮扉です。普段は堤防の中に収められています。0時55分頃についたのですが、すでに跳ね上がっていました。

1時を少し回って橋が通行止めになります。

少しずつゲートが降りてきます。

見学者もたくさんいます。

だいぶ降りてきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

なんとか左岸(福島区側)が見えるぐらいです。

あと少し。

閉じられました。これで、堤防の高さと同じになりました。つまり、堤防の中でこの道路が通るところだけが、切り欠かれているのです。

平時は問題ないのですが、堤防の高さは高潮などの増水時を基準に決められているため、河川の水位が上昇した時は、きちんと堤防の高さを確保する必要があります。そのために、閉じられるのがこの防潮扉(陸閘)なのです。

この淀川陸閘は毎年この時期あたりに訓練が行われているそうです。以前から訓練の存在は知っていて、やっと見に行けました。

信号は普通に作動していますが、橋は渡れない、不思議な光景です。

少し離れているとこんな感じ。遠くからでも目立つようになってます。そうしないと危ないもんね。

さらに離れるとこんな感じ。携帯電話のカメラがよくないので、汚くてすみません。なんじゃこら。

淀川大橋北詰から一つ北側の姫島通と交差する、野里交差点です。封鎖しています。左に行けば十三、右に行けば福町。

下流側の国道43号線伝法大橋も訓練のため閉鎖となっています(その横にあるバイパスの新伝法大橋は堤防より高いところを通っているため通行可)。

他に国道2号線の神崎川を渡る神崎大橋や、左門殿川を渡る左門橋(大阪府大阪市と兵庫県尼崎市の境界となる橋)も閉鎖訓練が行われています。国道2号線は3キロを満たない区間で3箇所も陸閘があります。

おわりに

毎年訓練が行われているそうなので、今回の台風11号での閉鎖も、すんなりと閉鎖できたのではないでしょうか(しらんけど)。そう考えれば、とても大事な訓練ですね。こうやって市民の安全が守られているだなと思いました。

なお、淀川陸閘の訓練の様子については、2012年の訓練で取材されたGIGAZINの記事が詳しくてわかりやすいのでおススメです。

長さ24メートルの巨大な鉄扉を降ろして橋を封鎖する「淀川陸閘」の閉鎖訓練に行ってみた – GIGAZINE

ちなみに今回の写真ですが、デジタル一眼と携帯電話カメラが混じっていて、みにくかったと思います。すんまへん。

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