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東梅田駅ホームドア設置工事の様子 2020.01

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Osaka Metro(大阪メトロ)谷町線の東梅田駅では、ホームドア(可動式ホーム柵)設置工事および可動柵設置に伴う床仕上げ段差解消工事が行われています。

概要

工事期間(予定)

2019年7月下旬~2020年8月末1)

発注者

OsakaMetro

受注者

  • 北嶋建設1)
  • 京三製作所1)

ホームドアが取り付くとどうなるか?

可動式ホーム柵が取り付けられるとホームからの転落事故や列車との接触事故を防止でき、安全性の向上と輸送の安定性の向上(事故による運休の減少)になります。

また、同時に段差解消が行われ、車椅子やベビーカー等を利用する方にも利便性が向上します。具体的には、車椅子の場合、乗り降りの度にスロープを用意して駅員等の介助が必要だったのが、スロープなしで単独乗降が可能となります。ベビーカーの場合も段差がほぼなくなりスムーズに乗り降りが可能となります

車椅子やベビーカー等をご利用のお客さまにもスムーズに乗り降りしていただけるよう、可動式ホーム柵の導入に合わせてホームと電車床面との段差・すき間の縮小に取り組んでいます。   段差対策 :ホーム床面を電車側に向けてスロープ状にかさ上げしています。 すき間対策:ホーム先端にくし状のすき間材(ゴム製)を設置し、電車とホームが接触しないための最小限のすき間(20~30ミリメートル)としています。

出典: 地下鉄のバリアフリー(駅施設編)|Osaka Metro<https://subway.osakametro.co.jp/barriafree/subway/barriar_free_subway/barriar_free_subway.php>- 2020年1月1日閲覧

なお、この大阪市営地下鉄(現Osaka Metro)の改良は、単独乗降可能な段差・隙間の先進事例でもあります。4)

工事の様子

2019年10月の段階では、まだ基礎工事が行われているだけでした。

その後、2019年12月15日に1番線の躯体(ホームドア)が、2019年12月21日に2番線の躯体が設置されました。2)3)

2019年12月15日、谷町線東梅田駅においてホームドア(ホーム柵)設置のため、大日検車場から輸送車両が運行されて筐体が設置されました。
東梅田駅では、2020年2月にホームドアの運用が開始されることになっており、これまで基礎工事や停車位置の変更が行われてきました。
御堂筋線の際もそうでしたが、ホームドアはかなりの重量物のため、車庫内で輸送用車両へ筐体を積み込んだ後に駅まで運ばれる形で設置されます。

出典: 【速報】谷町線東梅田駅にホームドア設置開始!まずは1番線から | Osaka-Subway.com<http://osaka-subway.com/post-19406/>-2020年1月1日閲覧

2019年1月現在、ホームドアが立ち上がっています(1番線・八尾南方面ホーム)

こちらは、2番線(大日方面ホーム)。

ホームドア(躯体)は立ち上がっていますが、ドアはまだ閉まりません。

これはにゃんばろうの直筆サイン(のコピー)でしょうか。

また、ホームドアの運用開始は2020年2月となっています。2)

[参考文献]
1)東梅田駅1番線ホーム八尾南方の掲示チラシ
2)【速報】谷町線東梅田駅にホームドア設置開始!まずは1番線から | Osaka-Subway.com<http://osaka-subway.com/post-19406/>-2020年1月1日閲覧
3)【谷町線】東梅田駅へホームドア輸送列車を運行!両線共に設置が完了 | Osaka-Subway.com<http://osaka-subway.com/post-19493/>-2020年1月1日閲覧
4)日本鉄道施設協会誌 vol.57 p.51(2019.8)

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