あらすじ
キャンプファイヤーの準備を手伝っていた風太郎と一花は、手違いで倉庫に閉じ込められてしまう。一方、二人が帰ってこないことを心配した三玖・五月・四葉は、二人を探しに行くことに。そこで風太郎からキャンプファイヤーの伝説を聞いた一花は、三玖の気持ちに気づいてしまい…
出典:『あらすじ|TVアニメ「五等分の花嫁」公式ホームページ:TBSテレビ』<https://www.tbs.co.jp/anime/5hanayome/1st/story/story11.html>-2021年1月30日閲覧
以下、ネタバレありです。
ベタな展開
出典:『フォロワー20万人達成記念 壁紙&Twitterアイコンプレゼント|TVアニメ「五等分の花嫁」公式ホームページ:TBSテレビ』<https://www.tbs.co.jp/anime/5hanayome/1st/special/special11.html>-2021年1月31日閲覧
開幕からいきなり、ラブコメにありがちなベタな展開。いや~、いいですね。結局肩車できないんですかい( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \
第5話で一花が、風太郎との関係を「友達」と述べたことにずっと違和感を覚えていたのですが、ここ最近の絡みやこの11話を見る限り、やっと「友達」と言う印象を一花が持っていることに納得できました。確かに中の良い男友達、って雰囲気ですね、絡み方。ただ、一花本人は「ここのセンサー」などと、既に友達以上の感覚をお持ちのようですが。
なお、キンタローくんの下りもラブコメ感があって面白いです。四葉と二乃に挟まれる風太郎。ベタベタ展開で面白いです。テンポもよく。
意外と風太郎も悩み多き?
この11話で意外だったのは、一花と倉庫に閉じ込められた風太郎が一、花の学校辞めるかも発言のあとに放った
「いいな、、、やりたいことが見つかって」
「選択肢のあるお前が羨ましいよ」
というセリフです。風太郎はかなりの努力家であり成績は学年トップという、完璧超人な人間です。しかし、その中身は何か目標があるわけではない?ようで実はいろいろ悩んでいるようです。何のために学年トップという成績を取るぐらいに勉強しているのか、謎は深まるばかりです。8話で、風太郎の昔は金髪という、今と大変異なる写真が見つかりましたが、過去に何があったのでしょうか。
見ていてつらくなる
出典:『フォロワー20万人達成記念 壁紙&Twitterアイコンプレゼント|TVアニメ「五等分の花嫁」公式ホームページ:TBSテレビ』<https://www.tbs.co.jp/anime/5hanayome/1st/special/special11.html>-2021年1月31日閲覧
前回(10話)からもそうですが、三玖を見ていてなんかつらくなるんですね。不安な想い、どうしたらいいのかわからない気持ち、これがヒシヒシ伝わってきます。一花と風太郎が同時に行方不明になったのではないかという状態になった時も。とても応援してあげたいキャラですね。何を言ってるんですか私は。
四葉がいい意味で大暴れ
出典:『フォロワー20万人達成記念 壁紙&Twitterアイコンプレゼント|TVアニメ「五等分の花嫁」公式ホームページ:TBSテレビ』<https://www.tbs.co.jp/anime/5hanayome/1st/special/special11.html>-2021年1月31日閲覧
四葉の声優さんが、もちろん「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」の一色いろは役と同じ佐倉綾音さんだから、ということがありますが、四葉を見ていて、小悪魔的なところがないちゃっかりしていない、いい子ないろは、にしか見えませんね。いや、あといい子ですね。
四葉の「一花~、この二人、全然言ったこと覚えてくれな~い」に対して、風太郎の返し「それは俺がいつもお前に思ってることだよ」は秀逸でした。セリフ回しとして。こういうところがこのアニメ、面白いですよね。
四葉みたいな賑やかし系キャラは、往々にしてうっとしかったり、ストーリー上余計なことするキャラが多いイメージですが、この四葉に対してはまったくないです。好感度良い。素がいい子キャラだからなんだと思いますね。
五等分
第11話のキーポイントは、なんといってもカマクラです。
このアニメのテーマ「五等分」を意識するシーンが最初に出てくるのは花火の回である第4話と第5話でした。この時は、単にいい話で終わるのですが、ここにきて平等≠公平という、よく言われる一般的にも難しいテーマがやってきます。いや、前々回ぐらいから影が忍び寄ってきていましたが。
「みんな平等、五等分」というのはこの5姉妹の中で、ベースとなっているいい価値観であると思いますが、この平等・五等分というのが、今後、彼女らに重く圧し掛かってくるのではないかと思わせられたシーンでありました。いや、次の12話でアニメ終わっちゃうのだけれども。
悩んでいた中前に進もうとした三玖の決意があり、これは応援してあげたいですね。うまくいくといいのですが、、、そう簡単にはいかないのかな。
上杉君?
この11話、見ていて何か違和感を感じたのです。そして何度か見直して気づいたことが。
あ、一花が風太郎を「フ―タローくん」ではなく「上杉君」と呼んでるではないか、スキー場で風太郎が止まれなかった時にです。えぇ、これ五月じゃないですか。
5姉妹は、それぞれ風太郎に対する呼び方が異なります。
- 一花 → フ―タローくん
- 二乃 → 上杉
- 三玖 → フ―タロー
- 四葉 → 上杉さん
- 五月 → 上杉君
そうです。風太郎のことを「上杉君」と呼ぶのは五月です。つまり、この一花は実は五月なのでは?変装??
確かに見返すとですよ、ゲレンデで一花が風太郎に話替えている最中に一花がしゃべる回想シーンが出てくるのですが、声ちがうじゃないですか。
たぶんですが、これ間違いなく一花ではなく五月ですよね??
最初に違和感を感じたのは前述の「上杉君」と呼んだところですし、ラストにゲレンデで一人で遠くを見ている五月にも違和感でした。五月が一人で遠くを見ているイメージってないし、三玖の風太郎への気持ちに対して考えるところのある一花なら十分ありえそうな話ですしね。そういえば、ゲレンデの一花と五月の顔のイメージもなんか違くないですか(´・ω・`)やっぱ、入れ替わってる?これが違和感の招待か!
正直なところ、五月がわざわざ一花に変装するメリットは感じられませんでした。もちろん、一花からの提案なんだと思います。
何やら以前からもですが五月は風太郎に気まずい思いがあって、それを一花であれば(変装していれば)風太郎もある程度本音でしゃべってくれるところがあるかも、という考えでこの取替変装を承諾したのではないかと思います。
ラストで三玖が一花に電話をかけるシーンがあり、次話では三玖と一花が話し合いをすることになると思いますが、単に三玖と一花が話をするのならまだしも、三玖と(一花に変装した)五月が話し合うということになるのであれば、かなりややこしい話になってしまうのでは?と思います。
総括1(11話を振り返ってみて)
11話はラブコメらしいベタな話があり、ドタバタがあり、楽しい回でした。三玖がついに決意して一花に電話をかけるシーンで終わっており、物語が大きく動くようで最終話12話がどうなるのか楽しみであります。
総括2(メインの謎)
ちなみにですが、結局のところ1話に出てきた花嫁さんは5人のうち誰なのでしょうか?また、風太郎が小学6年生の時に会った女の子は5人のうちの誰かなのでしょうか?それが12話で判明するかどうかはわかりませんが、大変気になるところです。
風太郎が小学6年生の時に会った女の子は、わざわざ一緒に写真撮ってくれる社交性(?)から四葉なのかと推測はしています。では、メイン謎の未来の花嫁さんは誰なのか?
個人的には、今のストーリーの展開上 三玖が良いなと思うのですが、私は実際は五月なのではないかと思っています。
出典:『フォロワー20万人達成記念 壁紙&Twitterアイコンプレゼント|TVアニメ「五等分の花嫁」公式ホームページ:TBSテレビ』<https://www.tbs.co.jp/anime/5hanayome/1st/special/special11.html>-2021年1月31日閲覧
理由1 本音?かどうかはわかりませんが、風太郎が5姉妹の中で一番絡みが多く、ぶつかったりお互い素直になれずすれ違いみたになっているのは五月です。五月以外の4人は五月に比べればどうも深い絡みが少ないなぁ、と言う印象。もちろん一花も三玖も四葉も風太郎とは絡みは多いですが、どうもお互い踏み込めていない印象。もちろん、(原作を読んでおらずアニメ見ただけの感想なので)今後どうなるかわかりませんが、現段階ではこの先、風太郎とお互いの親密度が上がっていきそうなのは五月なイメージです。三玖と風太郎は、どうも三玖の一方通行な感じが否めないので。応援したいキャラですが。
理由2 風太郎が小学6年生の時に5姉妹に会っていたかも?と言う話は置いておくとして、5姉妹が風太郎の高校に転校してきた時に最初に会ったのは、みなさんご存じの通り、五月です。最初の出会いが良くなかったため、今の関係が続いているところではありますが、やはり風太郎にとって5姉妹の印象としては五月だと思うのですよね。風太郎の家も知っていますし、理由1にも近いけど最初から絡んでいるから親密度が大きい。これに尽きると思います。
理由3 花嫁さんの髪の毛が赤い。赤いのは五月。以上
理由4 これは、アニメの構成上の話なので理由1や2と比べるとあまり根拠のない微妙な話なのですが、アニメのエンディング(内田彩さんの「Sign」)の中で、表情が変わるのが5姉妹の中で五月だけなのですよね。5姉妹の中で、一番メインヒロイン感を出しているといいますが、特別枠になっているイメージを持ちました。ただ、最後に出たのが五月だから、だけなのかもしれませんが。
理由5 これも曲の中の話なので直接ストーリーに関係しない可能性が高く、あまり意味のない話です。オープニング曲 中野家の五つ子(花澤香菜・竹達彩奈・伊藤美来・佐倉綾音・水瀬いのり)の「五等分の気持ち」の歌詞の中で、最初に5姉妹が風太郎について語っているところがあるのですが、この中で五月は『わかりあえたね』なんです。「わかりあえた」というのは意味として大きい気がしますが、、、ただそれだけです。
と、長々と語ってしまいましたが、第12話が楽しみであります。
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