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[期間限定] 高架駅なのに構内踏切がある「えちぜん鉄道新福井駅」

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「構内踏切」とは通常の道路の踏切ではなく、駅の構内にある踏切のこと。駅舎(改札)とホームを行き来等する際に陸橋(跨線橋)がなく踏切を渡らないといけない場合に設けられることがあります。

基本的には地平(地上)にある駅に設けられるものであり、高架駅の場合は駅舎(改札)が1階、ホームが2階にあるため階段等昇降施設を設けるだけでよいことから、通常、構内踏切が設置されることはまずありません(地下駅も同様)

しかし、この構内踏切が珍しく高架駅に設けらている駅があります。期間限定です。

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※写真はすべて2016年撮影です

えちぜん鉄道「新福井駅」

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「新福井」という名称ですが、新幹線の駅ではありません。えちぜん鉄道の福井駅と福井口駅の間にある駅です。

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駅の入口です。

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これだけだと、普通の駅に見えます。

 

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ホームに上がると、こんな感じ。一見、線路の両側にホームがあるごく普通の相対式ホームの駅に見えますが、、、

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なんと、駅の1階(入口)から片側(福井方面)ホームにしか直接繋がっていないことから、ももう片方(福井口・三国港・勝山方面)ホームへ行くには、高架上に設けられた構内踏切を通らないといくことができないのです。しかしこれ、1階から福井方面ホームへはエレベーターがあるので車いすで移動できますが、ここから構内踏切までの間には階段しかないので、車いすでは反対側ホームへは行けませんね。

実は新幹線の構造物

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実はこの新福井駅。新幹線用の高架橋を使った仮駅なのです。理由は、過去記事(⇒『新幹線の駅を間借りしている「えちぜん鉄道福井駅」』)と同じ。仮設の駅なので、このような少し変な構造になっているのでしょう。おそらく、反対側(JR北陸本線側)の高架橋との間に離隔がなく、そちらに昇降設備を付けられなかったのでこのようなことになっているのだと思います。

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なんとなく線路と線路の隙間が広すぎるような(実際にどうかはわかりません)。高架橋に無理矢理ホームと踏切を設けているのはすごいです。いや、無理矢理ではなく、これぐらいは想定してこの高架橋が造られているのかもしれませんが。

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正面の高架橋が新幹線用の高架橋で、現在えちぜん鉄道が運行しています。将来的には、この更地の箇所あたりに本来のえちぜん鉄道「新福井駅」ができることでしょう。もう造られ始めてるかもしれませんが、、、2018年秋の完成予定のようなので。


おわりに

えちぜん鉄道「福井駅」と同様、期間限定の仮駅となっているため、このような珍しい構造は今だけです。

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