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阪急バス、[18]梅田~加島駅大幅減便、[19]加島駅~阪急塚口は完全廃止 他(2018年12月1日)

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2020年7月4日追記
阪急バス加島線の廃止が発表されました。詳しくは下記の記事にて

2018年12月1日、阪急バス加島線は大幅減便と系統廃止を実施することが発表されました。

 
●[18]梅田~加島駅前を大幅減便、日中は40分間隔に。
 平日23回(▼17)、土休日21回(▼10)
●[18]梅田~加島駅前~西川は土休日1本の免許維持路線化。
 平日0回(▼15)、土休日1回(▼14)
●[17]十三~加島西 平日4回(▼2)
●[19]加島駅前~西川~阪神水道前~阪急塚口 廃止(土休日▼1)
 
 
大阪市内の阪急バスで運行本数が多かった加島線(梅田~加島駅前 他)。
 
阪急バス加島線は、大阪駅(梅田)から十三を経由し、十三筋を通って淀川区加島駅を結ぶ系統がメインです、この路線が大幅減便と系統廃止になります。阪急バスホームページには以下の記載があります。
 
 

”当路線は、沿線環境の変化に伴うお客様の減少と社会的構造に起因した「運転士要員不足の深刻化」という状況下にあるため、大幅な減便と一部区間の廃止を実施いたします。”

出典:【2018年12月1日から】 加島線(梅田~加島駅前~西川~阪急塚口)の運行について(阪急バスHP)<https://www.hankyubus.co.jp/news/images/181116k.pdf> – 2018年11月29日閲覧

 
全国的なバス運転手不足の問題、阪急バスも例外ではないようです。

 

路線バス問題 特設サイト|NHK NEWS WEB

急激なバス本数の減少

阪急バス加島線、約5年前(2013年)の運行本数はこんな状況でした。

”7月13日、阪急バスは加島線、阪北線の時刻を変更。全体に減便。
●[18]梅田~十三~加島駅は平日朝夕7~8分間隔(現行6分間隔)、日中15分間隔(現行10分間隔)、土休日は12分間隔に大幅減便。
(中略)
梅田発
(中略)
●[18]加島駅ゆき 平日76回(▼29)、土休日64回(▼32)
●[18]西川ゆき 平日16回(▼2)、土休日16回(±0)
十三始発
●[17]加島西ゆき 平日13回(▼5)”

出典:阪急バス、加島線(梅田~加島駅ほか)、阪北線(梅田~上津島~阪急園田、江坂駅~上津島~阪急園田ほか)を大幅減便: 路線バス改廃情報<http://busnews.seesaa.net/article/368574998.html> – 2018年11月29日閲覧

2013年7月12年以前、梅田発加島駅行きは平日は1日105本も運行していました。それが2018年12月以降は、1日23本になります。なんと、約5年で運行本数が約1/5になってしまうという激減っぷりです。

シティバスが並行している

並行する大阪シティバス(旧大阪市営バス)の97号系統は、ここ10年であまり運行本数が変わっていないイメージです。しかし、阪急バスは驚くべき減り具合。この差はなんなんでしょうか。

 

 

 
思いつく限りはこれぐらい。
・大阪駅(梅田)のバス停の位置の違い
・加島方面行は済生会病院前を通らない
・大阪シティバス(大阪市営バス)は敬老優待パスが使える
・大阪シティバス(大阪市営バス)は地下鉄やバスとの乗継割引等がある
・その他、事業者間の状況の違い(公営と民営など)

 

ほぼ同じ区間を大阪シティバス97号系統が運行しているため、ただちに沿線の方の利便性が大きく損なわれることはなさそうです。ただし、神崎橋バス停については加島駅~西川間が週1便運行になるため、ほぼ廃止になってしまいますね。

 

 

【過去記事】

 

 

近鉄バス阪奈生駒線と同じ運命を辿る?

並行する大阪市営バス(現大阪シティバス)36号系統が、この10年でほとんど運行本数が変わらなかったにも関わらず、梅田~鶴見方面を結んでいた近鉄バス阪奈生駒線も廃止に追い込まれてしまいました。ネット上では、阪急バス加島線が近鉄バス阪奈生駒線と同じ運命を辿るのではと以前から言われていましたが、そうなりそうな予感がしますね(並行するバス路線もあるので)。

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