この間、電車に乗っていた時のことである。つり革を持って立っていた。すると、電車が急ブレーキをかけたのだ。
すると、隣の人が私にもたれ掛かる様に倒れてきたのである。幸いその人はバランスを崩さすに、こけるところまではしなかったのだが(私にもたれ掛かってきたことで支えられたという要因もあるだろうが)、もう少しで電車内でコケそうになっていた。
その人は、電車に乗りながら、つり革を持たずにスマホを操作していたのである。なので、電車の急ブレーキでコケそうになったのだ。
そして、その人はその後もずっと、つり革を持たず、手すりにもつかまらず、スマホを操作していた。
他人の行動をとやかく言うつもりは基本的にないんだけど、でも、本人にとってあぶないよね~とは思ったのである。
電車が急ブレーキをかけて、そして人が倒れるほどの急ブレーキであるということは、なかなかないだろう。そのような発生確率の極めて低い状況に出くわすことは、ほんと稀なことだろう。
でも、そのような事態に遭遇することは、絶対にないとは言い切れない。
つまり、そのような最悪の事態を想定しているかどうか。
危機管理意識があるかどうか。
人は痛い目に合わないと実感しない、とよく言われる。しかし、痛い目で済んだらいいのだけれども、つり革・手すりも持たずスマホを操作していて、電車の急ブレーキで車内でコロんだ際に、打ちどころが悪かったら、深刻な怪我で後遺症が残るかもしれない。
だから、痛い目に合ったらいいなんて、私は思えるハズもない。
もちろん、そんな極めて確率の低いことに対して危機管理意識を持つなんて考えすぎでしょ!と思う方は多いと思う。私の考えすぎであるかもしれない。
でも、絶対にコケない、なんてこともないのである。
このあたりの危機管理意識は、人によって差異が大きいのだろうと思う。
もちろん、私がこれは全然大丈夫と思っていることでも、他人からしたら、それ危機管理意識低いよねー、と思われてることは多々あるであろう。
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