6月の大阪といえば「城北菖蒲園」

どこの地域でもこの季節になれば○○というのがあると思います。

大阪の6月のイベントといえば旭区・城北公園で開園する”城北菖蒲園”だと、個人的にですが思っています。

2010年に行った、城北菖蒲園の様子を紹介したいと思います。

大阪市旭区にある「城北公園」は、淀川と幹線道路「城北公園通」に挟まれたエリアにある公園です。

淀川の付け替え工事の後、元の河川敷を利用して造られました。開園は昭和9年（1934年）と今年で80年となる意外と古い公園です。

公園の真ん中を高架の道路が通っているのが特徴。これは菅原城北大橋と言い、旭区と淀川対岸の東淀川区を結ぶ有料の橋です。自動車（普通車）の通行料金が100円のため、地元では100円橋と呼ばれています。

この城北公園の東側にあるのが城北菖蒲園。毎年6月頃に開園します。

城北菖蒲園は、昭和39年に開園した回遊式の菖蒲園で、甲子園球場のグラウンドとほぼ同じ面積の広さです（どちらも約13000平方メートル）。

江戸系・伊勢系・肥後系といった3系統 の花菖蒲が約250品種栽培されています。約13000株あるそうです。

種類もたくさんあって覚えられません。

肥後系の紅唇（こうしん）です。

野生種の野花菖蒲（白）です。

江戸系の大江戸。

江戸系の座間の美。

見応えあります。

アジサイも咲いていました。

花ショウブの品評会もありました。

綺麗でした。種類が豊富で見応えのある菖蒲園です。おススメです！

2014年は、5月31日（土曜）から6月22日（日曜）まで開園されます。

また、5月31日（土）と6月1日（日）は城北公園フェア2014というのが催されるそうです。

⇒城北公園フェア2014

■おまけ１

城北公園の北側、淀川に架かる菅原城北大橋です。川の向こうは東淀川区の豊新・菅原エリアです。菅原城北大橋は去年閉鎖された赤川鉄橋（→過去記事）の代替の橋となっています。

また、この付近はワンドといって、淀川本川と繋がっているか繋がっていないか微妙な感じの池がたくさんあります。ほとんど水の流れがないため、希少な貴重な自然が残っているエリアです。

■おまけ２

城北公園の西側には大きな池があるのですが、そこにアヒルさんとカモがいました。

■城北公園
[HP]
・http://www.osakapark.osgf.or.jp/hfm_park/07shirokita/index.html
[アクセス]
・JR「大阪駅」・各線「梅田駅」から大阪市バス34系統に乗車、「城北公園前」下車すぐ
・地下鉄谷町線／京阪本線・中之島線「天満橋駅」より大阪市バス10系統に乗車、「城北公園前」下車すぐ
・地下鉄今里筋線・谷町線「太子橋今市駅」より市バス10系統・34系統に乗車、「城北公園前」下車すぐ