2月22日まで催されている松花堂美術館の「はとづくし」を観るために、八幡に行ってきました。淀屋橋から京阪特急・ダブルデッカーの2階建てに乗って行ってきましたよ。
■八幡市立松花堂美術館
「はとづくし」、鳩が可愛かったです。約40点の展覧会ですが、魅力ある美術品ばかりで充実していました。八幡が鳩にゆかりがあるところとは知りませんでした(『はとづくし』は2月22日まで)。
松花堂弁当の由来である、江戸時代の僧侶・文化人”松花堂昭乗”についても知ることができます。
■松花堂庭園(外園)
美術館と同じ敷地内にある庭園です。たくさんの種類の竹が植えられています。
ホウライチクです。
クロチク(黒竹)です。
キッコウタケ(亀甲竹)だったと思います。竹の植物園ができそうなぐらい種類が豊富です。
鯉もいました。
庭園内にある草庵茶室「松花堂」。中は、写真が撮れないので入口から撮影。松花堂昭乗が寛永14年(1637年)に建てた建物があります。廃仏毀釈の後、石清水八幡宮のある男山の中腹から移築されたそう。
松花堂及び書院庭園は、2014年に10月に国の名勝に指定されました。
■京都吉兆 松花堂店/松花堂弁当
松花堂美術館及び松花堂庭園に隣接して、京都吉兆 松花堂店があります。
前述しましたが、松花堂昭乗が由来となっている、有名な松花堂弁当を食べることができます。
豪華なランチとなりました。
お吸い物も美味しかった。
■八幡市駅
八幡市の中心駅、京阪本線「八幡市駅」です。当区間(萱島~出町柳)が各駅停車の準急及び普通が停車します。(急行の停車駅でもありますが、2003年以降昼間は当区間に急行が運行していません)。
エジソンの電球の実用化に、この八幡の竹が大きな役目を果たしたということで、エジソン像があります。
エジソン通りがあります。
■石清水八幡宮 一ノ鳥居
八幡宮の「八」が鳩になっています。石清水八幡宮では鳩が神勅の使いとなっているからです。雨上がりの「やまとナゼ?しこ」でも石清水八幡宮のご朱印が紹介されていましたね。
近くの池には、アオサギがいました。石清水八幡宮のある男山は野鳥たちの楽園だそうです。
■表参道
八幡市駅から男山ケーブルで石清水八幡宮へ行くことができますが、表参道を歩いて登りました。所要時間は約30分と看板にあります。
■石清水八幡宮
徒然草にも出てくる、貞観2年(860年)に創建された歴史ある神社です。八幡市の名前の由来はここだと思います(たぶん)。
ちなみに、石清水八幡宮は『いわしみずはちまんぐう」、八幡市は『やわたし』と「八幡」の読み方が違います。
■走井餅
石清水八幡宮一ノ鳥居前(頓宮の近く)にある老舗の和菓子屋さんです。
安藤広重「東海道五十三次」の大津宿にも描かれている滋賀県大津名物の走井餅です。創業した大津の本家は廃業しましたが、ここ八幡に引き継がれていたため、直系としては唯一こちらで食べることができます。
左が走井餅、餡が美味しいです。右はイチゴ大福で、こっちもみずみずしくて美味しかったです。
■おわりに
松花堂美術館・庭園及び京都吉兆松花堂店へは、京阪電鉄樟葉駅および八幡市駅から京阪バスでアクセスですが、樟葉駅からのアクセスの方が便利です(大芝・松花堂前バス停下車) 。
なぜかと言いますと、2つ理由があります。
1.樟葉駅は特急停車駅ですが、八幡市駅には特急が停車しません。
2.樟葉駅からはバスが1時間に4~5本ありますが、八幡市駅からは1時間に2本しかないからです(2015年2月現在)。
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