家を整理していたら出てきました。過去の大阪市バス(大阪市営バス)の時刻表。
天満橋バス停:幹線110号系統 守口車庫前行の時刻表です。

幹線110号系統とは、大阪市中央区の天満橋と守口市の守口車庫前を結んでいたバス路線です。
いつの時点の時刻表か正確なことはわかりませんが、「幹線系統」が存在したのはゾーンバスがあった時代なので、2002年1月26日より以前なのは間違いないです。当時は平日・休日は昼間時間帯で毎時4本、土曜は昼間時間帯で毎時5本とかなりの本数が運行されていました。
終バスは今の方が遅い

ちなみにですが、運行本数は23年以上前と比べて減っているにもかかわらず、終バスは現在(2025年11月)の方が遅いです。
10号系統天満橋発→守口車庫前の終バスは平日23時31分発、土曜23時36分発、休日23時29分発であり、なんと四半世紀前と比べて終バスが40~50分程度も繰り下がっている、珍しい例であるとともに、大阪シティバスの中でも都心ターミナルからの最終バスが遅めの系統となっています。

以前、守口車庫方面の最終バスは、事実上の区間便扱いであった総合医療センター前発の幹線110A号系統 総合医療センター前~守口車庫前(→その後110A号系統に名称変更)が担っていました。しかし、2014年3月末にて110A号系統の廃止になり、本系統である10号系統(天満橋~守口車庫前)が守口車庫方面行きの終バスに代わりとなり、天満橋起点からでは終バスが繰り下がった珍しい例となります。
なお、10A号系統は大阪市立総合医療センターの西側にあった都島操車場にて折り返しを行っていましたが、現在は都島操車場も廃止になっています(10A号系統の廃止と同時期なのかは未確認)。
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