今から1年2ヶ月前の2013年9月。東日本大震災から約2年半。福島第一原発から20キロ圏内の富岡町でみた景色を紹介します。
当時は富岡町の夜ノ森以北は通行止めでしたが、2014年9月15日に3年半ぶりに全線開通しています。
途中、広野駅に寄りました(当時は、JR常磐線が広野までしか運行していなかった)。いろいろなところで、除染作業が行われているようでした。
■国道6号 楢葉~富岡
当時は常磐自動車道の広野IC~常磐富岡ICが災害通行止めでした。当区間は2014年2月22日に3年ぶりに開通しています。
楢葉町の国道6号線の沿線には、除染作業で出た放射性廃棄物を詰めたものと思われる黒い袋(除染袋)が至る所にありました。
奥は常磐道です。
当時は仙台方面に通り抜けることは不可能でしたが、2014年9月15日に3年半ぶりに全線開通しています。
壊れたままの建物が多いです。
壁や道路の隙間から、雑草が生えてきています。
■富岡町内
富岡町役場です。役場としての機能は果たしていないようでした。何かに使われているのかどうかはわかりませんでしたが、、、
富岡町の中心部、本町あたりです。人の気配がありませんでした。
東日本大震災以降、時が止まっているかのような印象でした。ゴーストタウンと言ってしまったら不謹慎でしょうか。双葉町を「死のまち」と発言して辞任に追い込まれた大臣がいたのを思い出しました。
国道6号線の歩道橋には「富岡は負けん!」と書いてありました。
補修などもままならないようです。
■富岡駅周辺
JR富岡駅です。富岡駅の風景については過去記事に詳しく載せています(→過去記事)。
ちなみに震災前の富岡駅の写真がツイッターにありましたので載せておきます。
こんなのでてきたよ!2009年4月21日 富岡駅 pic.twitter.com/lNXJz8Mp1t
— 平山 two 勉 (@nomadicrecords) 2014, 11月 25
富岡駅周辺の様子です。
ホテル海遊館です。
富岡駅から南に進んだ場所です。
一番ショックだったのは、全壊に近かったホテル海遊館の電光掲示がずっと稼働していたことです。この電光掲示の広告は、ホテルから離れたところにあるのですが、東日本大震災以降、そのままなんですね。
■富岡→広野
やはり、国道6号線の沿線には、除染作業で出た放射性廃棄物を詰めたものと思われる黒い袋(除染袋)が多かったです。
■今日のひとこと
またの機会に、他の写真も紹介できたらと思います。
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