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伊勢えび駅長

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阿佐海岸鉄道阿佐東線は、徳島県海陽町にある海部駅と高知県東洋町の甲浦駅を結ぶ全長8.5kmの鉄道路線です。JR牟岐線(徳島~海部)に接続しており、牟岐線の末端部分だけが別会社になっているような状態です。

駅は以下の3つだけです。

  • 海部(かいふ):JR牟岐線 日和佐・徳島方面乗換
  • 宍喰(ししくい)
  • 甲浦(かんのうら):高知東部交通バス 室戸岬・奈半利・安芸方面乗換

阿佐海岸鉄道ホームページ

宍喰駅

阿佐東線の唯一の中間駅、宍喰駅。阿佐東線の3駅はすべて高架駅ですが、この宍喰駅だけ駅員さんがおり、エレベーターも設けられています。そして、もちろん駅長もいます

駅長

駅長室。駅長は2匹います。あさちゃんてつちゃんです。

駅長はブログも更新なさっています。

伊勢えび駅長のブログ

なぜ、伊勢えびが駅長なのか

「赤字からの脱皮」という願いを背負い、そうして登場した伊勢エビ駅長でしたが、初代「てっちゃん」はあるとき、脱皮に失敗して“殉職”。しばらく1匹で駅長を務めていた初代「あさちゃん」も、「故郷の海が懐かしい……海へ帰りたい……」とブログに書き、辞職してしまいます。

出典:赤字鉄道、伊勢エビ駅長に「脱皮」の願い 初代は脱皮で殉職 | 乗りものニュース- (2)<https://trafficnews.jp/post/57919/2>-2019年6月4日閲覧

阿佐海岸鉄道は平成4年(1992年)の開業から赤字が続いており、その赤字を脱却することを脱皮と置き換えて伊勢エビが駅長を務めているそうです。しかしながら、営業収入での黒字化の見通しは立ってなさそう。

【参考記事】
【決算】阿佐海岸鉄道、2017年度は107万円の純利益(黒字)を計上 – Verepo

阿佐海岸鉄道のDMV導入

阿佐海岸鉄道は、2020年に鉄道と道路の両方を走れる夢の乗り物DMV(デュアル・モード・ビークル)」が導入される予定です。 導入されれば、DMVの本格的な営業運行は国内初となります。

2019年1月には車両デザインが発表され、3月には1台目のお披露目会も行われました。DMV導入で、伊勢えび駅長の想い通り、赤字から脱皮できるでしょうか。

【参考記事】
【阿佐海岸鉄道】2020年営業開始予定のDMVデザイン発表 | いまどきの鉄道サイトの作り方
徳島で走るDMVの新型車両お披露目 | まいけるの、鉄道、路線バス、AKB48グループなどの目撃者になるブログ

2019年6月22日更新

DMV第1号車に、伊勢えび駅長が描かれました

DMV第1号車両が完成したということで、2019年3月9日にお披露目イベントが開催されました。なんと、車両の側面にはサーフィンをしている伊勢えび駅長が描かれています

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