徳島県南部と高知県の一部分を運行する阿佐海岸鉄道。2020年に鉄道と道路の両方を走れる夢の乗り物「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が導入される予定となっており、2018年から甲浦駅にて、高架橋から道路へ降りるためのスロープの工事が始まっています。
▽【阿佐海岸鉄道】DMV導入準備がいよいよスタート!甲浦駅で準備工事が始まる | いまどきの鉄道サイトの作り方
工事の様子を見に行ってきました。
【追記】2020年2月に再びこの地を訪れました。最新の情報はこちらから
工事の様子
阿佐海岸鉄道の終点、高知県東洋町の「甲浦(かんのうら)駅」 。ここで列車を降ります。
甲浦駅高架橋の終端、車止めが設置してあります。その裏で、工事が始まっています。高架橋から地上へ降りるスロープが線路の先に設置されるので、この車止めは撤去と考えて間違いないと考えます。
2018年8月の甲浦駅の様子。ホームから下へ降りる通路。車止めの裏に駅舎がありました。
2019年6月。駅舎は囲い?がされており、その先で工事が行われていました。駅舎はどうなるのでしょうか?
駅舎の南側では、基礎の工事が行われていました。杭はすでに打設されており、現在はフーチングの鉄筋を組んでいるようでした。ここにはラーメン式橋台が設置されます。1)
なお、工事に伴い、階段が一部狭くなっています。
甲浦駅 駅舎
2018年8月の甲浦駅舎。
2019年6月の駅舎は囲いがされています。
甲浦駅前バス停と駐車場
2018年8月撮影。駅舎に隣接してバス停と駐車場がありました。
もともと、駐車場とバス停があったところは工事エリアとなっています。ここにスロープが設置されます。
バス停、駐車場は2019年1月10日に、駅舎(待合所)は2019年1月末頃に移転しています。2)
新しいバス停と駐車場です。映っているバスは、14時6分発の高知東部交通バス 室戸岬・奈半利駅経由安芸行きのバスです。
バス停。駅前からは、室戸岬・安芸行きの高知東部交通バス以外に、阿佐海岸鉄道阿佐東線とJR牟岐線に並行する、南部バス牟岐行きも発着しています。
バス停付近から見た甲浦駅の様子。
甲浦駅 遠景
1)阿佐海岸鉄道ホームページ<http://asatetu.com/wp-content/uploads/2019/06/%E2%91%AB%EF%BC%B2%EF%BC%91%E9%98%BF%E4%BD%90%E9%89%84%E3%80%80%E9%98%BF%E4%BD%90%E6%9D%B1%E7%B7%9A%E7%94%B2%E6%B5%A6%E9%A7%85%E3%80%80%E6%96%9C%E8%B7%AF%E4%B8%8A%E9%83%A8%E5%B7%A5%E4%BA%8B%EF%BC%88%E8%A8%AD%E8%A8%88%E5%9B%B3%E9%9D%A2%E2%91%A0%EF%BC%89.pdf>2019年6月30日閲覧
2) 阿佐海岸鉄道ホームページ<http://asatetu.com/archives/1691>2019年6月30日閲覧
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