毎年11月、枚方市にある近畿技術事務所(国土交通省 近畿地方整備局)では、大人も子供も気軽に土木に触れ合える「ふれあい土木展」が開催されています。
今年(2022年)は11月18日(金)と19日(土)に「ふれあい土木展2022」が開催されます。
▽未来を変えるデジタル土木技術を観て、触れて、体験できます。 ~11月18日、19日 「ふれあい土木展2022」を開催~
ここでは、昨年2021年11月に開催されたふれあい土木展2021の様子をざっくり一部紹介します。
建設機械がたくさん
建設機械に詳しくないのですが、たくさんの建設機械が展示されていました。操縦席に乗ることもできます。
左の緑色は重機(ブルドーザー)、右の先端がオレンジ色のものは2本腕のロボット建設機械「ASTACO」です。1)
橋梁点検車です。1)
ヘリコプター
ヘリコプターの展示です。中に入ることができます。ちなみに2021年11月13日(土)は、このヘリコプターの着陸や離陸を見ることができました(それぞれ1回だけ)。今年(2022年)も19日(土)に着陸シーンを見ることができるそうです。
NEXCOパトロールカー
中に入れます。
土石流模型実験装置
模型を使った土石流の再現シーンを見ることができました。他にも模型による地盤液状化の実演などもありました。
応急組立橋の展示
災害時にすぐに橋を作ることができる「応急組立橋」です。こういうのがいつでも使えるように準備されているんですね~。
歩道の紹介
歩道と車道にある横断歩道との接続部にある縁石、こんなにいろいろあるのですね。
車イスによるバリアフリー体験も行われていました。
模型(阪神高速湾岸線 西伸部)
2018年に着工した大阪湾岸道路(阪神高速5号湾岸線)の西伸部の模型です。
今は、六甲アイランドで終点となっている阪神高速5号湾岸線が湊川方面まで伸びます。六甲アイランドのところはこんな感じになるのですね。
現在、阪神高速3号神戸線の神戸市内区間は渋滞損失時間全国ワースト1位となっている酷い状態です。この状態を解決するのが大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)の西伸部です。楽しみ!
模型(淀川左岸線 豊崎~門真)
こちらは事業化はされたものの、まだ工事は始まっていなかったと記憶している淀川左岸線(豊崎~門真)の模型です。
阪神高速と思ったら、国道1号線なのですね。大深度地下といって、とにかく深いところをトンネルで通ります。
地下の地層の模型ですね。
大阪市内はずっと地下を通りますが、近畿自動車道・第二京阪道路と接続する予定の門真JCTの手前で地上に上がってきます。
現在、中央分離帯が広く緑地帯になっている花博通の真ん中から淀川左岸線が地上に姿をあらわすようです。
近畿自動車道・第二京阪道路と接続する予定の門真JCTの模型です。
アクセス
・京阪枚方市駅もしくはJR長尾駅から京阪バス、「山田池団地」バス停下車
・駐車場は数が少なく、すぐに満車になり停められなくなるのでバスがおススメです。
関連サイト
参考文献
1)『ふれあい土木展2021 開催結果概要』<https://www.kkr.mlit.go.jp/kingi/about/koho/bcu0ke000000258d-att/kekka2021.pdf>-2022年11月16日閲覧