大阪市が管理する古い高架橋を地震に強くする工事(耐震工事)が取組みが行われています。その中の一つ、淀川区の十三にある阪急神戸線を跨ぐ阪急高架橋の工事が現在進んでいます。
この国道176号線 阪急高架橋は1932年(昭和7年)に造られたものです。1)なんと、今から91年前にできたものなんです。
もともとの柱の周りにコンクリートを増やして太くする工事が行われていました。
実は、この高架橋の下にはたくさんのお店がありました。しかし、すべて撤去が進み2020年5月の時点でスッカラカンになりました。2)
そんな十三バイパス下の工事ですが、5月初旬、もともとガード下にあった全てのお店の解体作業が終了し、バイパス下がスッカラカン状態になっています。お店があった頃をよく知っている人程、この光景はビジュアル的にインパクトがあるものになっているのではないかと思われます。
出典)『国道176号線十三バイパス下の店舗が撤去されてスカスカになってる。 | 十三エクスプレス』<https://92m010.com/13-xpress/report/bypass-200506/>-2023年3月11日閲覧
この高架橋の下には道路占用許可が申請されお店や倉庫がたくさんありました。しかしお店などに使用されていたことにより、大規模の補修工事などができない状況でした。
十三の有名ラーメン店「くそオヤジ最後のひとふり」も、以前はこの高架下で営業していました。3)
そのため、占用許可を終了しすべて撤去されました。耐震補強が終わったと後はこの空間はどのように活用されるのでしょうか。
工事後の高架下の空間については、補強により、橋脚の大きさが増加するなど、従前と同様の利用空間を確保することは困難となります。
それとともに、これまでのように特定の方への占用許可を継続するのではなく、公共財産の有効活用並びに地域のまちづくりなどの観点から、区をはじめとする関係機関と協議し、その利用のあり方を検討していくものとします。
『大阪市:老朽高架橋の耐震補強等工事実施に伴う道路占用許可の取扱いについて (…>道路の手続き>道路のお知らせ)』<https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000159665.html>-2023年3月11日閲覧
[参考文献]
1)『大阪市:老朽高架橋の耐震補強等工事実施に伴う道路占用許可の取扱いについて (…>道路の手続き>道路のお知らせ)』<https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000159665.html>-2023年3月11日閲覧
2)『国道176号線十三バイパス下の店舗が撤去されてスカスカになってる。 | 十三エクスプレス』<https://92m010.com/13-xpress/report/bypass-200506/>-2023年3月11日閲覧
3)『【淀川区】くそおやじがいなくなります…。 長蛇の列ができていますので、これからの方はお早めに! | 号外NET 淀川・西淀川』<https://yodogawaku.goguynet.jp/2018/10/22/the-old-mans-best-swing/>-2023年3月11日閲覧