2012年12月、余市にあるニッカウヰスキー余市蒸溜所の工場見学に行ってきました。ご存じの人が多いと思いますが、今放送しているの朝の連続テレビ小説「マッサン」のマッサンのモデルがニッカの創業者、竹鶴政孝であります。
こ~ゆ~大人の工場見学って今までほとんど行ったことなかったんですが、余市の工場見学は北海道に住んでいるときのせっかくなんで行ってきました。余市は札幌から結構近いですからね。今、考えたら行っててよかったな~と思っています。
ガイド付き見学ツアーに参加
せっかくということで、ガイド付きのツアー見学に参加しました。
見学に行ったのは12月1日、まだ積雪量は多くなかったですが、雪深い時は1m以上になると、ガイドの方が話されていたのが印象に残りました。冬は厳しいところなんですね。
蒸留棟。香ばしいいい匂いがしました。
旧竹鶴邸。余市町の郊外、山田町にあったの住居を工場内に移設したそうです。和洋折衷の家です。
工場内はほんと、広いです。
竹鶴政孝の妻、リタの名前が付いたリタハウス。下記ブログによると事務所と研究室として使われていたそうです。
▽ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸留所 リタハウス(旧研究室) – レトロな建物を訪ねて
建物を眺めているだけでも、価値があります。
ウィスキー館にあった、有名なニッカおじさん(?)のマーク。ニッカのホームページには、
”片手に大麦の穂を持ち、鼻に小さなグラスを近づけ、ブレンドのための原酒をテイスティングしているこの人物の名前は「キング・オブ・ブレンダーズ」。
いくつもの香りをききわけることができるウイスキーブレンドの名人で、「ブレンドの王様(キング・オブ・ブレンダーズ)」と呼ばれた英国人「W・P・ロー
リー」がモデルと言われています。”
と書かれていました。
ニッカのウィスキーラベルに描かれている他、すすきの交差点に巨大な看板があることでも知られていますね。
試飲
見学ツアーの後は、試飲ができます。左から、鶴17年、アップルワイン、余市10年。う~ん、満足!!
ウィスキー倶楽部
ウィスキー館にある、有料でいろいろなウィスキーが楽しめるバーカウンター。
少しずつ楽しめるのがホント、イイです。
5年と25年、比べると、ほんと味が違います。比べてこそわかる違い。みなさんにも、味わって欲しいです。
リタロード
見学を終えて、外へ。リタの名前が付けられた道路がありました。国道229号線です。
▽竹鶴夫人の功績伝える – 北海道新聞
リタロードを、余市駅前から役場方面へ向かいます。途中、道の駅「スペース・アップルよいち」があるのですが、冬季は閉鎖なので注意してください。
余市川を渡ります。
宇宙の湯・余市川温泉
余市川を越えたところにある温泉。広くはないですが、寒い時期に入ると格別の極楽。ニッカ余市蒸留所から約10分、余市駅からも約15分と近いので、おススメです!
おわりに
余市は、竹鶴政孝が夢への出発点として選んだ土地。日本のスコットランドと呼ばれるニッカウィスキーの聖地です。個人的には冬に行くのもなかなかおススメではないのでしょうか(あまりにも雪深い時に行くのは、それはそれで大変かもしれませんが)。
札幌から余市まで、JR函館本線(小樽乗り換え)で1時間ちょっと。おススメです!
▽余市蒸留所 – NIKKA WHISKY
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