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個性的なデザインの長堀鶴見緑地線

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Osaka Metro長堀鶴見緑地線、1996年以降に開通した区間のうち、大阪ビジネスパーク駅~大正駅間は、デザインが特徴的です。

一方、後年開通した今里筋線。今里筋線はどれも真っ白な基本デザインであるので、長堀鶴見緑地線と対象的な存在です。

このとにかくデザインに凝っている長堀鶴見緑地線(大阪ビジネスパーク駅以南)。この中でも特に特徴的な駅を紹介したいと思います。

大阪ビジネスパーク駅

この駅の特徴は、なんといっても駅ホーム階を施工した工法「シールドトンネル」を最大限活かしたのが特徴。

平成7年度土木学会技術賞受賞事業
「世界初の三連型MF(マルチフェイス)シールドによる地下鉄道駅の建設」

 大阪ビジネスパーク駅のプラットホーム階の建設工事では、上り線・下り線の2本の電車が通る空間と、プラットホームの空間を一度に築造できる「三連型MFシールド」を世界で最初に使用しました。
 都市内におけるトンネル工事の主要工法として、交通遮断や騒音・振動などの工事の影響がほとんどないシールド工法が多用されていますが、「三連型MFシールド工法」は従来のシールド工法をさらに発展させたもので、安全性・信頼性が高く今後の大規模・大深度地下空間開発に応用できる工法です。
 この世界初の技術が、日本の土木技術の発展に大きく寄与できる画期的業績として評価され、平成7年度土木学会技術賞を受賞しました。

出典:大阪ビジネスパーク駅改札階にあるパネルより

これが、三連型MFシールドを使用したホーム階。左右の電車が走る部分がシールド工法なのはもちろんのこと、ホーム部分もシールド工法でできております。

私はトンネルについては全然詳しくないので間違っているかもしれませんが、電車が通る部分のシールドトンネルは壁面の化粧板が取り付けられておらず、トンネルの壁本体(鋼製セグメント?)がむき出しで見えているような状態です。

なお、本筋とそれますがこの大阪ビジネスパーク駅、幻のホームがあるとのこと。以下のサイトで紹介されています。
【特集】大阪ビジネスパーク駅の奥深くに幻のホームがあるらしいので探してみた | Osaka-Subway.com

森ノ宮駅

この駅は、ホーム階は特徴的ではないのですが、コンコース階が特徴。

壁が石垣のようになっています。大阪城の最寄り駅が理由のようです。

松屋町駅

駅デザインは「人形とおもちゃ」1)

祝い事に使われる紅白が壁面に用いられています。なお、ホーム柵が設置される前の貴重?な写真。

なお、コンコース階には人形などが飾られています。以下の過去記事が詳しいです。

長堀橋駅

かつて流れていた長堀川にちなんで、水をイメージした駅。

涼しい感じ。

西側(大正側)の階段・ホームの途中には、このような休憩?スペースが設けられています。

心斎橋駅

コンコース階の様子

長堀鶴見緑地線 心斎橋駅のデザインテーマは「夕日と心斎橋」2)。個人的には長堀鶴見直地線のデザインの中で、一番個性的なイメージです。

夕日を表現したオレンジがメインですが、このように紺色の夕日が沈んだ後の街のイメージ?のデザインも施されています。

おまけ(中之島線 渡辺橋駅)

2008年に開業した京阪電鉄中之島線の各駅もなかなか特徴的な駅デザインです。なお、すべての駅に木がデザインとして使われているようです。

コンコースから階段に降りる部分。壁面に木がデザインされています。

ホーム階の壁面。シルバーに木のスリットが入ったデザイン。うん、まてよ。これどっかで見たような、、、

渡辺橋駅の地上にある、中之島フェスティバルタワー(写真左)と中之島フェスティバルタワー・ウエスト(写真右)にそっくり??

[参考文献]
1)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B1%8B%E7%94%BA%E9%A7%85#%E9%A7%85%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E
2)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E6%96%8E%E6%A9%8B%E9%A7%85

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