瀬戸内海側(岡山・高松)~高知間の移動は、高速道路(自動車・高速バス)かJR土讃線(鉄道)かどちらかになると思いますが、おススメしたいのはJR土讃線です。景色が良いのです。
高知→岡山を特急南風で移動
2015年、高知へ旅行に行った帰りはJRの特急南風で岡山まで帰りました。その車窓を紹介します。
高知駅は大屋根「くじらドーム」があります。壮大でこの駅好きです。
▽土佐のシンボルにふさわしい木造大アーチの駅舎づくり JR高知駅北口大屋根新築JV工事 – KAJIMAダイジェスト
高知駅から特急に乗り込むと、ごめん(後免)駅に到着。あまりいい写真じゃなくてごめんなさい。なお、Wikipediaによると、駅ホームに“「ごめん駅でごめん」の歌碑が設置されている”そうです。
土讃線の高松駅~高知駅が開通したのは1935年、歴史ある路線です。
移動しながらビールが飲めるのは、鉄道の旅の醍醐味です。
土佐山田駅を過ぎると、次第に山間部に入っていきます。
大杉駅。ブロガー・イケダハヤトさんがお住まいの本山町の最寄駅になります。
一気に山深くなっていきます。険しい四国山地を突っ切っていく感じです。
吉野川の渓谷沿いを列車は走っていきます。うまく写真は撮れません。やはり列車に乗って実際の風景を見るのが一番だと思います、うん(ごまかす)。
並行する国道32号線。高松市と高知市を結ぶ国道です。ここあたりを車で走るのもなかなか良いドライブですよ。
まもなく、大歩危(おおぼけ)駅。
景勝地「大歩危峡・小歩危峡」の拠点となる駅です。
▽大歩危・小歩危 – 徳島県観光情報サイト「阿波ナビ」
ここで景色の良い車窓は、岡山方面の左側から右側にチェンジします。
小歩危峡付近。渓谷は、右側(高知→岡山の場合)になります。
渓谷を抜けて、阿波池田駅手前。 徳島自動車道の橋梁が左に見えます。
阿波池田駅。事実上、徳島線(徳島方面)の分岐駅となります。
阿波池田といえば、有名なのは徳島県立池田高校。
池田高校といえば、元プロ野球選手、水野雄仁さん(巨人)の出身校であります。
吉野川を渡り、讃岐山脈へ向かいます。
土讃線は、ぐるっと回っているので、さっき走ってきた土讃線が真左に見えます。
讃岐山脈を抜けて、こんぴらさんのある「琴平駅」。
険しい四国山地を抜けました。
この後は、瀬戸大橋を通って、岡山に到着です。
夕陽を見ながら、瀬戸大橋を渡ります。
瀬戸大橋は、上部を車で走るよりも、
鉄道で渡る方が、迫力ある土木感があって好きです。
山間部、渓谷、瀬戸内海と、風景のよいエリアをつっきる土讃線特急「南風」。乗りごたえがある路線です(個人的には高速道路で高知へ行くにも楽しいと思ってます)。
高知にお越しになるときは、ぜひ特急南風もしくは土讃線を使ってお越しください。
おまけ
大歩危峡付近の車窓を味わう列車、観光列車「四国まんなか千年ものがたり」も運行しています。これも乗ってみたい。
▽香川・徳島の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」 – JR四国
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