北海道の南部、函館と江差を結ぶJR江差線のうち、
木古内~江差線が、来年(2014年)にも廃止になることが濃厚となってきました。
・木古内~江差区間の廃止が検討されるJR江差線 All About
・江差線の木古内~江差間、廃止へ 鉄道コム
江差は、北海道檜山振興局の振興局所在地で、
函館や松前と並び、北海道でも早くから開けた地域。
とても気になる街だったのですが、
JR江差線が廃止になれば江差に行きにくくなるのは間違いないと思ったので、
去年(2012年)の12月に江差線に乗って江差に行ってきました。
札幌から特急・スーパー北斗に乗って、函館へ。
■函館駅
函館駅はとても綺麗な駅です。
ここから、JR江差線に乗って、江差へ向かいます。
函館駅から木古内駅を経由して江差へ。
函館駅~木古内駅間は、廃止はなんとかまぬがれるようで、
存続する場合は北海道新幹線の開業と引き換えに第三セクター化されるそうです。
(厳密にいうと、江差線の起点は函館駅の隣の五稜郭駅なので、第三セクター化されるのは、五稜郭~木古内間。北海道新幹線が札幌延伸開業すれば、函館~五稜郭間も第三セクター化されます)
木古内駅を超えて、廃線が濃厚な区間、木古内~江差間へ。
木古内~江差間は、主に川沿いを走る区間が多いので、江差に向かって進行方法左側の車窓が良いです。
この江差駅から江差町の中心街へは徒歩15~20分と、ちょっと離れています。
高台の上にあり景色が綺麗な店で、名物の「にしんそば」を食べました。
江差産そば粉に前浜昆布をブレンドしてあり、ダシもおいしく香りも良いという美味でした。
景色が良く観光客も手軽に入れるし、レストランとして地元の人も多く利用してるんじゃないかなという、いい店でした。
冬の間は予約が必要であり、行きませんでしたが江差にある豪商「横山家」では、にしんそばの元祖が食べられすそうです。
■江差の街並み「いにしえ街道」
結構きれいな歴史的町並みがそろっています。
同じような歴史的な街並みのある松前よりも、こtら江差の街並みの方が断然おすすめです!
また、明治以後の建物も残っているところが、江戸時代以降も栄えていたという雰囲気を感じられたため、逆に良かったです。
郷土資料館だけでなく、この建物時代もかなり見応えがあります。
(※1月~3月の間は休館だそうです)
ニシン漁全盛時代の廻船問屋、近江商人が建てた立派な住宅・家屋。
当初行く予定でしたが、じっくり江差の街を見ているうちに時間がなくなって結局行けませんでした。徳川幕府の巨船で日本初の海底遺跡があるそうで、次回は行ってみたいと思った。(半日でじっくり江差の街を見て回るのはきつかった[E:sweat01])
羊羹が銘菓の、江差の中心部にある老舗。こちらも時間がなくて結局買えず。
新千歳空港の売店や、札幌の東急百貨店でも売っているようなので、今度買ってみよう。
江差駅に戻り、江差線に乗って木古内方面へ戻ります。
途中、江差~木古内間にある湯ノ岱温泉で下車。
そこから雪の中10分ほど歩く。
※綺麗に撮れていなくて済みません。
珍しい炭酸泉の温泉。温泉成分が壁や床にこびりついて鍾乳洞のようになっているのがとても面白いです。
また、35℃、38℃、42℃の温度が違う合計3つの浴槽があるため、代わる代わる入れば長湯ができるというがミソであり、長湯が苦手な私にとっては超嬉しい温泉!一気に私の好きな温泉ベスト3入りしていまいましたw
約3時間ほど湯ノ岱に滞在し、函館方面行最終列車で函館へ。
函館に着いたのは21時過ぎで、この時間だと本日中に札幌に帰るのは不可能。
夜行バスには乗りたくないので、夜行急行のはまなすに乗るまで、函館で時間を潰します。
函館駅から市電に乗って元町公園へ。今年(2013年)の2月末まで開催しています。
函館と言えば、「塩」ラーメン!あっさりおいしい塩ラーメンを食べました。
そして、初めて外で一人でビールを飲んでしまった☆
この日は、衆議院選挙の日でもあり、店主さんと選挙結果について少し話をしつつ。
函館、、、いや北海道では超有名!?のハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」。
一応ご当地バーガーということだそうですが、よくある作られたご当地バーガーとは違った、函館で根付いているハンバーガー屋さんのようです。一番人気らしいチャイニーズチキンバーガーを食べる。美味。デミグラスソースやホワイトソースの載ったここでしか食べられないポテト(写真右)も迫力満点です。
■急行はまなす 札幌行
函館駅 1時23分発のはまなすで札幌へ帰る。
(寝るときは横になることが大事だと私は思っているので夜行バスは使わない)
もうみなさん眠っているB寝台でみなさんに混じって、就寝。
かなりハードな行程でしたが、行きたかった江差にも行けたし、有意義な一人旅でした!
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