阪急京都線・千里線の淡路駅周辺では高架化工事(連続立体交差事業)が行われています。2024年度高架切替、2027年度事業完了の予定です。1)
その事業の一環で架け替え工事が行われている阪急千里線の新神崎川橋梁の工事を見てきました。前回は2022年2月に訪れていましたので、5か月ぶりに現地の様子となります。
全体の様子
ついに淡路側の橋脚にも橋桁が伸びていました!
淡路側から見ると、だいぶ橋が架かっているのがわかると思います。
橋脚のところで橋桁が分かれていないので、連続桁という部類になります。結構長い橋になると思うのですが、何mぐらいになるのでしょうか。吹田側の陸地に工事の説明看板が貼ってあったのですが、書いていたかな?今度もう一度見てみようと思います。
新神崎川橋梁は、「押出し架設工法」といって陸側から作った橋桁を徐々に押し出して架けていく工法が用いられています。先端に取り付けられている緑色の物体「手延べ桁」を先頭に伸ばして行きます。もう淡路側の陸まで伸びています。押出し架設工法についての詳細は過去の記事をご覧ください(⇒過去記事)。
吹田側から新しい橋梁を見た様子。
手延べ桁
先ほど説明した緑色の物体「手延べ桁」、橋桁の先端に取り付けられています。仮の橋桁であり、橋梁完成後は撤去されます。鋼材のようですね。
手延桁を下側から見た様子。スカスカでした。
ベント
架設用の仮の橋脚「ベント」です。淡路側はこのベントで橋桁が支えられています。これがないとバランスが悪いんだと思います。このベントも橋梁完成後は撤去されます。ベントについても詳細は過去の記事をご覧ください(⇒過去記事)。
(ほぼ)定点比較
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参考文献
1)『大阪市:阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業』<https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000160751.html>-2022年8月20日閲覧