2012年の夏、帯広・美瑛旅行に行ったのですが(⇒過去記事)、その時に帯広→美瑛方面への移動に使ったのが、JR根室線・富良野線直通の快速「狩勝」です。
まぁ、もう夕方~夜にかけての移動だったので車窓はほとんど楽しめませんでしたが、その様子を紹介します。
出発はJR帯広駅から。
高架駅にしては珍しく、ホームごとに改札口が分離されています(1・2番線ホームと3・4番線ホームの改札が分離)。
18時27分発の「快速 狩勝」旭川行にこれから乗車します。駅構内(改札外)には、エスタ帯広という商業施設があります。観光情報センターも併設しています。
快速 狩勝。快速なので、3~4両ぐらいあるのかなと思いきや、1両編成でした。
芽室か十勝清水あたりまでは、夕暮れだったので景色が見えましたが、それ以降はもう真っ暗になってしまいましたね。まぁ、とにかく山の中を突っ切る路線なので、それはそれで夜な夜な山中を走っている雰囲気はある。
途中、長いトンネルがあったのですがおそらくそれが新狩勝トンネルだったと思います。根室本線(富良野・滝川方面)と石勝線(南千歳・札幌方面)が分岐する鉄道上重要な結節点(上落合信号場)なのですが、結局のところただのトンネルという地味なものなので、乗っててもよくわかりません。
この快速狩勝は分岐点を富良野方面に向かいます。
クロスシートとロングシートが混在する車両だったので、食事等はちょっとしにくかったのですが、乗客が減ってきたあたりで、ビールなどを飲みながら帯広駅で買った「とうふくんジャーキー」を食べます。
途中、ドラマ「北の国から」の第一話で、 東京から富良野に映って来た純と蛍が五郎に連れられて最初に降り立った駅である「布部駅」を通ります。
富良野駅に到着。少しの間停車して、ここから富良野線に入って、旭川方面に向かいます。
真っ暗な中、揺られ揺られ、美瑛駅に到着。
夜の写真であれですけど、立派な雰囲気にある駅です。
次の日に撮った美瑛駅の写真はこちらです。
この旅行の全行程(ダイジェスト版)は、以下の記事から。
なぜこの記事をアップしたのか
4年前の鉄道旅の記事を何故今頃アップしたのか?と言いますと、7月末に以下のニュースがありました。
▽16区間維持困難か JR北海道事業見直しへ 地元と協議目指す | どうしんウェブ/電子版(経済)(リンク切れ)
深刻な赤字が続くJR北海道ですが、この快速 狩勝が運行する区間のうち、根室本線の富良野~新得間が存続が厳しいのではないかと、言われています。
根室本線の富良野~新得間(実際は富良野~上落合信号場間になると思いますが)は、特急が運行していない区間ではありますが、旭川・美瑛・富良野~帯広・釧路を結ぶ重要な路線です。この区間が廃止になれば、北海道観光としても大打撃を受けるんじゃないかと思ってるんですよね。
私も、実際に旅行に使った鉄道路線ということで、今後の路線存続を希望・期待して、記事をアップいたしました。
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