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[駅訪問] 美作滝尾駅

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美作滝尾(みまさかたきお)駅とは、岡山県津山市にあるJR因美線の駅です。快速は停車せず、普通列車のみが停車する駅です。2015年に青春18きっぷを使用して訪れた、美作滝尾駅の様子を紹介します。

概要

美作滝尾駅は岡山県と鳥取県を結ぶJRの路線「因美線」の途中駅で、登録有形文化財に指定された、趣のある駅舎です。映画「男はつらいよ」シリーズの最終作「寅次郎紅の花」のロケ地にもなったことがある駅です。1)

東津山と鳥取を結ぶ因美線にある美作滝尾駅は、1928年の建造。今でも、完成当時のディテールを色濃く残しているため「昭和初期の標準的な小規模駅舎」として、2008年、登録有形文化財にも指定された。瓦葺きの屋根に、2本の松、駅舎内にはレトロな雰囲気の改札口や待合室が当時の雰囲気のまま残っており、昭和初期にタイムスリップしたような感覚に陥るはずだ。

出典)京阪神エルマガジン社:大阪駅から行く青春18きっぷの旅、2015年7月、p.64

外観

2本の松が特徴的な駅です。駅舎と松がぴったりな雰囲気です。1928年(昭和3年)開業当時の駅舎がそのまま使われている木造駅です。2)

駅舎内の様子

因美線の停車駅案内です。因美線自体は(津山~)東津山~鳥取を結ぶ路線ですが、鳥取駅まで行く列車がなく最遠が智頭駅までだからでしょうか、所要時間は智頭までしか書かれていませんでした。

訪れた、2015年8月現在の時刻表です。

ホームの様子

上り列車(津山方面)、下り列車(鳥取・智頭方面)どちらも同じホームに停車する1面1線のホームです。

ホームと駅舎。

ホームから見た駅舎も大変趣のあるものとなっています。

かなり古そうな看板ですね。

ホームから北側(鳥取・智頭方面)を見た様子。先で線路が不自然はS字となっています。かつては分岐器があり、美作滝尾駅は線路が2つあったのでしょうか。

ホームから南側(津山方面)を見た風景です。

貨物駅の跡

駅の北側に隣接して謎のホームがあります。実は貨物用のホーム跡で、かつては、貨物列車も発着していたのでした。1)

駅周辺の様子

駅から少し西へ行くと道路にあたります。商店がいくつかありました(2015年8月現在)。

因美線の西側を平行する道路です。道路沿いに郵便局(滝尾郵便局)があり、滝尾地域の中心部なのだと思います、

前述のとおり、道路からは「寅次郎紅の花 ロケ地」の看板が立てられていました。

アクセス

▲因美線を走るキハ120系(津山駅にて)

JR津山駅(津山線・姫新線)から約17分、JR智頭駅(智頭急行線・因美線)から約50分です。

2021年3月13日現在、津山からは1日8本、智頭からは1日6本しか運行していないので時刻表をよくお確かめの上の訪問をおススメいたします(快速は停車しません)。

{参考文献]

1)『美作滝尾駅(JR西日本・因美線)~懐かしさ溢れる昭和初期の木造駅舎~』<https://www.railwaystation.jp/ekisya/mimasaka-takio.html>-2021年3月24日閲覧
2)『美作滝尾駅│つやま小旅』<http://www.tsuyamakan.jp/tour/detail/?pk=100>-2021年3月24日閲覧

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関連サイト

美作滝尾駅(JR西日本・因美線)~懐かしさ溢れる昭和初期の木造駅舎~
「男はつらいよ」で、旅の寅さんが列車に乗った趣深き駅…美作滝尾駅(JR西日本因美線)。昭和初期のままの素朴な木造駅舎は登録有形文化財に。 (岡山県津山市)
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