※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

秘境ターミナルを巡る鉄道の旅(ダイジェスト版)

この記事は約5分で読めます。

広島県北東部にある秘境のターミナル「備後落合駅」などを巡る鉄道の旅「大阪→出雲市」に行ってきました。

大阪→岡山

▲新大阪駅に停車する新幹線

効率化のため、岡山までは新幹線を利用します。後述する芸備線 新見→備後落合は列車の運行本数が極めて少ないとから行程に制約が多く、新幹線で移動しないと辛いためです。私は早起きが大の苦手なのです。

岡山→新見(伯備線)

▲伯備線 普通 新見行

岡山からは鈍行(普通電車)で新見に向かいます。この区間の詳しい記事は以下になります。

新見

伯備線・姫新線・芸備線が発着する鉄道ターミナルであり、中国自動車道のインターチェンジもある中国地方山間部の主要都市、新見。ピンク色の屋根瓦がかわいい感じのする(個人的感想)駅舎です。

新見駅のすぐ近くにある「樹林」では名物あんかけパスタを食べました(あんかけパスタ自体は名古屋名物)ピリっとする辛さはクセになりそう。

新見→備後落合(芸備線)

▲芸備線 東城~備後落合駅間の車窓

新見からはJR西日本屈指の過疎区間(芸備線 東城~備後落合)を通って、備後落合駅を目指します。この区間の詳しい記事は以下です。

秘境のターミナル 備後落合駅

▲備後落合駅

この鉄道旅の最大の目的地、秘境ターミナル(虚無ターミナル)こと、備後落合駅です。備後落合駅に関する詳しい記事は以下になります。

備後落合→亀嵩(木次線)

木次線 三井野原→出雲坂根間は、車窓として最大の見どころである奥出雲おろちループを見ることができます。奥出雲おろちループについての詳しい記事はこちら。

その後は、同区間でもう一つの見どころ、三段スイッチバックを通っていきます。

三段スイッチバックとは、鉄道では苦手な標高差の大きいところの行き来を上図のように折り返ししながら登ったり下ったりする、鉄道特有の移動方法です。上記の図の矢印とは逆で、今回は三井野原方面から宍道方面に④と②で折り返しながら下っていくものです。

亀嵩駅

亀嵩駅で降ります。この亀嵩は松本清張の小説『砂の器』で出てくることで有名です。なお、この小説を原作とした映画「砂の器」で亀嵩駅として使用されたのは、同じ木次線沿線の駅で「八川」駅です。ここで降りた理由はもう一つあり、駅舎内にそば屋さんがあるということで、そのそばを食べにきたのです。

が、臨時休業でした!残念!

亀嵩駅→出雲三成駅(奥出雲交通バス)

実はこの亀嵩駅でそばを食べるのも今回の旅行のもう一つの目的であったため、途方に暮れていたのですがどうももう周辺にそばが食べられる店があるということで、駅から少し離れてたところにあるバス停から、奥出雲交通バスに乗ります。隣の出雲三成方面へ向かいます。

が、もう一つのお店も準備中でしたので、残念。まぁ、夕方前という時間ですからねぇ。これはしょうがない。

出雲三成→宍道(木次線)

物産展が併設されている出雲三成駅へ。ここから、再度木次線に乗車し、北上します。

宍道→出雲市(山陰本線)

木次線で終点、宍道駅に到着。雨が降ってきて寒くなってきました。ここから次は山陰線で本日の宿のある出雲市駅へ向かいます。平日の夜ということで学校帰りの高校生がたくさん乗っていました。

出雲市駅では、そばが食べられなかったリベンジとして、駅近くのお店「ほしえん」出雲そばを食べました。

次の日:奥出雲おろち号

次の日は、木次線を運行する奥出雲おろち号に乗りに行きました。また、スイッチバックと秘境ターミナル「備後落合駅」に行ったんですけどね!

出雲横田駅

奥出雲おろち号(折り返し便)を出雲横田駅で降ります。立派な雰囲気の駅舎となっています。

奥出雲たたらと刀剣館

出雲横田駅から徒歩約15分の「奥出雲たたらと刀剣館」に行きました。おそらくジブリ映画「もののけ姫」が好きな人は、この博物館に行くとテンション上がると思います。

奥出雲たたらと刀剣館|観光ガイド|奥出雲町公式観光ガイド

帰路 大阪へ

木次線で宍道駅まで行き、宍道駅で岡山へ向かう特急やくも号を待ちます。

岡山駅到着。この特急やくも号は2021年現在、唯一残る国鉄時代の特急車両が使われています。リニューアルはされており、色もピンクというか紫っぽい色になっています。後は新幹線で大阪へ戻るだけ。鉄道をがっつり楽しむ2日間でした。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました